馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
越後ステ―クス
今週はこの一鞍入魂!
地味ながら好調な中堅騎手に注目
いよいよ東京2020、オリンピックが開幕する。
その影響で、今週末よりオリンピック開催中の3週間は、昨年同様に小倉開催がお休みとなり、新潟開催が東西混合戦となる。
ここまで栗東を拠点としていた関西ジョッキーで函館に拠点を移す騎手はおらず、ほぼ全てのジョッキーが新潟を主戦場とする予定。となると、今まで東西で24鞍あったレースが新潟だけの半分になるのだから、当然のごとく騎乗馬確保の争いは熾烈となる。特に、中堅以下のジョッキーにとっては、非常に厳しい3週間になるだろう。
土曜日新潟メインの
越後ステ―クスで
シンシティに騎乗する
田中健騎手もそんな一人だ。
もともと、騎乗馬はそんなに多くはないマイナージョッキーなだけに、この状況での騎乗馬確保はより厳しいものになる。今週の彼の騎乗馬は、土曜日この1頭のみ、日曜日は騎乗馬が無い。そう、今週はこの1頭のみの一鞍乗りとなる。
今年でデビュー15年目を迎えている田中健騎手。デビュー年には14勝を上げ、2年目には24勝を上げたものの、減量が取れてからは騎乗数も勝ち鞍も乏しくなり1ケタ勝利の年が多かった。
昨年も7勝に留まり、マイナージョッキーと言われても仕方のない成績だった。
しかし、今年はここまでで既に10勝の二桁勝利を上げている。そう、地味ながらも今年は結果を出して来ているという事だ。
騎乗するシンシティには、新馬戦から手綱を取り続けているお手馬。当然思い入れも強い。
先週の小倉ダート1000mの西部日刊スポーツ杯を除外されて今週にスライド出走となるが、スピード優先の平坦新潟ならば1200mでも問題ない。
中間は坂路で自己ベストをマークした様に状態も申し分ない。
昇級戦とはなるものの、鞍上田中健騎手の思い、そして彼の今年の成績、そして馬の状態を考えれば、いきなり結果を出しても不思議はない。
こういう異例の状況だからこそ、敢えてこういうコンビには注目して見たくなる。田中健騎手とシンシティ、注目してみたい。
オススメ!
アイビスサマーダッシュ(G3)攻略パック・データ・キーパーソン・追い切りに焦点を絞ったホントに馬券になる情報はこれだ!