馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
フローラステークス
多くの名牝を知る鞍上が大絶賛!
日曜日は東西でG1の前哨戦がおこなわれる。
注目は東京の
フローラステークス。優駿牝馬オークスのトライアル、2着以内に優先出走権が与えられる。
今年のオークス戦線、賞金を持っている馬でも距離適性からNHKマイルカップや短距離戦線に矛先を変える陣営もおり、今のところ2勝馬でもかなりの確率で出走が叶いそうな雰囲気がある。
ただ1勝馬では流石に厳しく、ここへ出走してきている1勝馬の陣営にとっては、是が非でも2着以内が欲しいところ。
そんな1勝馬の中で、実は本番でも、そしてそれ以降も注目と言える素質馬が存在する。
福永騎手が手綱を取る
ルージュスティリアだ。
昨夏の新馬戦では、結果的に後に桜花賞を勝つスターズオンアースを完封、この時点で非凡な能力を見せ付けていたが、手綱を取った福永騎手もこの時点で相当な評価と期待を抱いていた。
その後成長を促す意味で休養、7カ月ぶりのレースとなったチューリップ賞では、スタートで、タイミング悪く立ち上がってしまった時にゲートが開いてしまい大きく出遅れ、この時点で万事休す、ロスなく内を回りじわじわ追い上げたものの6着までだった。
ここで桜花賞の権利が取れなかったため、オークストライアルに目標が切り替わったが、チューリップ賞では先約があって乗れなかった福永騎手が、桜花賞が終わった後に『ルージュスティリアが出れていれば…』と悔やんでいたそうだ。
勝ち馬が新馬戦で負かした馬ということもあるだろうが、それ以上に、ルージュスティリアの素質を買っているからこそ出た発言だろう。
どうやら、オークスのみならずアメリカンオークスも制したシーザリオを筆頭に、多くの名牝の手綱を取ってきた福永騎手にして、『今まで乗ってきた牝馬の中でもトップレベルの素質馬』とまで言わしめるほどらしい。
競馬なので、ここで勝てるかは走ってみなければわからないものの、福永騎手ほどのジョッキーがそこまで言うのだから、今回のみならず次走以降も注目と言える。
もちろんここでオークスの優先出走権を獲得すれば、オークスでも大注目の一頭、とにかくここでのレースぶりに注目してみたい!
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