馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

京都金杯(G3)
お膳立てが整った!

競馬元旦!明けましておめでとうございます!

2022年の競馬が開幕する。

初日の重賞は東西ともに金杯。

関西圏は、京都競馬場の改修工事により今年も昨年に続き中京で京都金杯が行われる。

全国リーディング1位は関西所属のルメール。しかし今年も正月競馬初日はお休み。

2位の川田騎手は、アンドラステで参戦予定だったのだが投票直前に球節炎で回避となり乗り馬が無くなってしまった。

全国リーディング1・2位のジョッキーが参戦しないとなれば、次に注目なのは年末から引き続き短期免許で日本で騎乗するクリスチャン・デムーロ。

騎乗するのはディアンドルだが、実はこれも、本来はグランデマーレで参戦予定でディアンドルは鮫島克駿騎手で内定していた。それが、グランデマーレが賞金的に除外になることで、ノーザンFの采配によりディアンドルの鞍上をスイッチした経緯がある。

ゆえに、本来乗る予定では無かった馬での参戦、そこまで勝負度合いも感じない。

この辺りは、京都の時にはフルゲート18頭だったものが、中京で行われることによりフルゲート16頭となっている事も影響しているのだろう。

バスラットレオンの鞍上も、同じく除外となったエントシャイデンで参戦予定だった坂井瑠星騎手が乗る。こちらは管理厩舎が同じためスムーズなスイッチではあったが…

そんな複雑な流れのあった今年の京都金杯。

そんな複雑な中で最も注目なのは…

もしかしたらエアロロノアの鞍上を務める岩田望来騎手なのかも知れない。

岩田望来騎手と言えば、昨年も何度もお伝えしたが、明けて4年目迎え既に200を超える勝ち鞍を挙げ、昨年は88勝を挙げ全国リーディング6位と若手のホープ。

しかしながら、同期が続々重賞を勝ち上がっている中で彼だけはいまだ重賞を勝てず、もっとも勝利に近いお手馬と思われたアンドラステでも、この2戦でともに惜しい2着と敗れお預けとなっている。

今回、そのお手馬アンドラステは、エアロロノアの先約があって泣く泣く手放し、夏の中京記念で乗り替わり一発解答を出されてしまった川田騎手に乗り替わる予定だった。

そのアンドラステが直前で回避…

さらに、冒頭でもお伝えした通りに全国リーディングトップのルメールはお休み、クリスチャン・デムーロも予定していた馬での参戦ではない。

普通は強力なライバルになるはずの存在が今回は巡り巡ってことごとく無くなっていき、まるで重賞初制覇を後押ししているのかのよう。

新年最初の関西重賞・今年の京都金杯は、お膳立てが整った岩田望来騎手の乗るエアロロノアに注目してみたい!


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