馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

札幌2歳ステークス(G3)
今ならプレッシャーより勢いが勝る!

いよいよ今年の夏競馬も最終週!夏の新潟・小倉・北海道シリーズがフィナーレを迎える。

土曜日には、北海道シリーズの最終週の重賞、札幌2歳ステークスが行われる。

函館2開催8週16日間、札幌2開催8週16日間の計16週32日間で行われていた頃から、最終週に組まれている、夏の北海道シリーズの締めくくりの重賞。

ところで、今年の北海道シリーズのリーディング争いだが、函館リーディングジョッキーはルメールとの激戦を制して横山武史騎手が奪取。

そして今年は変則となった札幌開催のリーディング争いも、横山武史騎手が先週までで2位に7勝差をつけてトップ。札幌リーディングもほぼほぼ手中に収め、北海道シリーズ通してのリーディングも、2位横山和生騎手と13勝差、3位ルメールと15勝差をつけているため、今週17鞍騎乗するルメールが全て勝利を上げない限り横山武史騎手で確定となる。

昨年は、函館リーディングは獲ったものの、札幌リーディングはルメールに奪われ、北海道シリーズ通してのリーディングは、勝ち鞍は同じだったものの2着の差で涙をのんだが、その雪辱を果たすことになりそうだ。

あとは…

勝ち鞍は上げているものの、重賞タイトルには手が届いておらず、最終週に巡ってきたチャンスをモノにしてリーディングに花を添えたいところ。

この札幌2歳ステークスで騎乗するのはリューベック

この馬のデビュー戦、手綱を取っていたのは吉田隼人騎手。

昨年のソダシと同じ須貝尚介厩舎の管理馬で、鞍上も同じ吉田隼人騎手、オーナーも同じというこのチームで連覇に挑む予定だった。

ところが、2週前の日曜最終レースで吉田隼人騎手は制裁を受け、今週は騎乗停止となってしまった。

そこで声が掛かったのが横山武史騎手。

何故かこのレースでは騎乗馬が決まっておらず、そんな中へたまたま有力馬の鞍上が空白になるという、いい流れの中にいるジョッキーにはこういったビッグチャンスが巡って来るから不思議なもの。

そのリューベックはディアドラの全弟という良血馬。新馬戦は軽く仕掛けただけで後続を突き放す着差以上の強い競馬を魅せ、奥も感じさせる一頭。もちろん厩舎の期待も高い。

重責ではあるものの、今の横山武史騎手にはプレッシャーよりも勢いの方が勝ることだろう。

見事、北海道シリーズの最終週にビッグタイトルを手のして、リーディングに花を添えられるか!横山武史騎手が手綱を取るリューベックの走りに注目してみたい。


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