馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
北九州記念(G3)
衰えは皆無!
馬券的にも絶好の狙い目
日曜日はスーパーGⅡの札幌記念、真夏の祭典が行われる。
昨日もお伝えした通り今年も注目度の高いレースとなったが、小倉でも秋の大舞台を見据え注目の重賞が行われる。芝1200mのスプリント重賞
北九州記念。スプリンターズステークスへ向けた前哨戦となる。
今年も注目は
モズスーパーフレアだ。
この後はもちろんスプリンターズステークスの予定で、高松宮記念から休養してここで始動しスプリンターズステークスというローテーションは今年で3回目、ある意味でこの馬の既定路線と言えるだろう。
一昨年は斤量55キロで4着、昨年は繰り上がりとは言え高松宮記念を制した事で56.5キロを課せられたが、地力強化を証明する粘りを見せ2着だった。
今年も昨年と同じ斤量の56.5キロ、純粋に同じような走りを期待したいもの。
ただ今年は6歳、その年齢は気になるところ。
しかし、高松宮記念でもかなり厳しいレースを自ら演出しながらも5着に粘り、この中間の調教でも坂路で49秒フラットと、勝った高松宮記念の直前に出した自己ベスト48.9秒に迫る猛時計を叩き出し、1週前にも50秒フラットと、衰えなど全く感じさせない抜群の動きを魅せている。
今回は、先日のCBC賞で日本レコードを記録したファストフォースが同型のライバルになりそうだが、GIの舞台でも楽々ハナを叩けるスタートダッシュとスピードのあるモズスーパーフレアとでは、比べるまでもない。
母ビリーヴの血が漸く開花した感のあるジャンダルムもライバルになりそうだが、あまり道悪は良くないタイプで、かなりの降雨量のある今の九州地方、緩い馬場になる可能性が高く、これもまた、雨の中の重馬場で行われた今春の高松宮記念の内容を考えれば、モズスーパーフレアにアドバンテージがある。
何より、鞍上の松若騎手の「すっきりとGIを勝ちたい」という思いは強く、次のスプリンターズステークスへ向け不安なく迎えるためにも、叩き台とは言え結果を出したい一戦。
近走の成績から意外と人気は落ちそうだが、その中間の過程からは昨年以上の走りを期待したくなる。注目してみたい。
オススメ!
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