馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
東海ステークス
実は選んで乗っている!?
日曜日は東西でG2が行われる。
関西中京では、勝ち馬にフェブラリーステークスの優先出走権が与えられるステップレースの
東海ステークス。
本番でも好走しそうな、なかなか面白いメンバーが揃った。
そんな中で注目してみたいのは…
福永騎手が手綱を取る
ハヤブサナンデクンだ。
そもそも見た目にも、なにわステークスで手綱を取り、勝ちに等しい2着だったハギノアレグリアスがいるにも関わらず、なぜ、前走手綱を取っていないどころか敗戦続きのハヤブサナンデクンの方に乗るのか…謎にも思えるところ。
普通に考えると、先約優先とも思えてしまうのだが…
しかし実は、ハヤブサナンデクンの方を選んで乗っている。
その経緯は昨年6月の4走前まで遡る。
今回と同じ舞台の中京ダート1800mの三宮ステークスで初めて手綱を取り、結果は6馬身差の圧勝。この時に福永騎手は「このパフォーマンスが出せるならば、重賞のみならずG1でも好勝負できる」という感触を得たそうだ。
そんなこともあってか、秋の復帰戦シリウスステークスでは1番人気に推されていた。
ところが、ここで人気を裏切る7着に敗れてしまう。
実はこの時、暑さに強くないタイプなため調教から調子が上がってこないところがあったそうだ。
次走の武蔵野ステークスでは持ち直していたものの決め手勝負の展開になってしまいキレ負けした形。
前走のベテルギウスステークスは、変則開催で10キロ増が影響した模様。今回は意識的に馬体を絞るように調整されてきた。そのうえで得意の左回りダートの中距離戦、この3走とは諸々の状況が好転してきている。
ゆえに、福永騎手も選んでいるのだろう。
現役騎手でいられる残り時間も刻一刻と過ぎていく福永騎手、残り少ない重賞騎乗に期するところもあるはずだ。
このハヤブサナンデクンと福永騎手、注目しないわけにはいかない!
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