馬券情報・最前線(栗東編)

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京都2歳ステークス
日本のトップが惚れ込む逸材!

秋競馬も佳境、今週はいよいよジャパンカップウイーク。

只でさえ5人の外国人ジョッキーが短期免許を取得して日本で騎乗していることに加え、今年は2017年以来の外国馬が4頭参戦し、さらにそのジャパンカップのために来日している外国人ジョッキー3人が、土日の競馬でエキストラ騎乗しているため、今週は特に国際色豊かな週末となっている。

土曜日の重賞は関西の阪神で京都2歳ステークスが行われる。

ここには、外国人ジョッキーはミルコを含めて3人に留まっているが、とにかく今短期免許で来日しているクリスチャン・デムーロには馬が集まっている。もちろんノーザンFのバックアップがあるからこそ。

もともと日本で騎乗しているルメールを始め、この秋来日しているライアン・ムーア、ダミアン・レーンもいるが、一番に優遇されているジョッキーと言っていいだろう。今週も土曜日騎乗の8頭中7頭がノーザンF関連馬、日曜日も騎乗9頭中7頭がノーザンF関連馬となっている。

この京都2歳ステークスも、通常ならナイトキャッスルには前走も手綱を取っているルメールが収まるところを、クリスチャンにスイッチしていることでも良く分かるところ。

ただこの京都2歳ステークスは、同じノーザンF関連馬でもグランヴィノスの方に注目してみたい。

ヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロスと多くのG1馬を出したハルーワスウィートの仔、父は初年度からイクイノックスを輩出し、種付け料が500万円から1000万円と倍に跳ね上がったキタサンブラック、それだけでも期待が高まるところだが、デビュー戦のセンス抜群の内容で快勝したレースぶりから、その期待が現実になってきている。

手綱を取った川田騎手も相当なホレ込み様で、先週の東京スポーツ杯2歳ステークスで2着し賞金加算したダノンザタイガーがいながらも、このグランヴィノスもクラシックが視野に入ると手応えを掴んでいる。

ジャパンカップウイーク、ルメール・ミルコに加え、短期免許で来日中の5人、そして今回ジャパンカップで来日する3人の、計10人の外国人ジョッキーが猛威をふるう週末、そんな中だが、日本のリーディングトップの日本人ジョッキー川田騎手が、土曜の重賞で日本人ジョッキーの意地を見せてくれそうだ。とにかく注目してみたい!


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