馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
秋華賞
最後の1冠は譲れない!
日曜日は3歳牝馬3冠最終戦の
秋華賞。2冠馬スターズオンアースが史上7頭目の牝馬3冠馬に挑むことで盛り上がりを見せている。
その裏で、最後の1冠だけは譲れない…そんな思いを感じる陣営もいる。
川田騎手鞍上の
アートハウスだ。
そう、川田騎手は桜花賞ではスターズオンアースの手綱を取り1冠目を制した。普通ならそのままオークスでも手綱を取るものだが、オークスで選んだのはアートハウスだった。
そう、オークスの時にも触れたが、それはアートハウスの母、パールコードにあった。
パールコードの現役時代、新馬戦で手綱を取り勝利、その後フローラステークスで2着、秋の秋華賞でも2着と好走はしたものの、結局古馬になってからも重賞タイトルを獲らせてあげられなかった…
その悔しい思いがあるため、「パールコードの仔に重賞を獲らせてあげたい」という気持ちが強かったからだ。
もちろん、その思いだけでなく、忘れな草賞の勝ちっぷりからオークスでも勝負になると踏んでいるからこそでもあった。
ただその忘れな草賞の後、まだ馬が幼かったからか走りのバランスが崩れ、調子的には下降気味だったようで、それがオークスでの結果にも出てしまった。
その後は立て直し、秋の始動戦となったローズステークスで見事勝利を飾り、母の仔で重賞を獲らせたいという思いは叶った。
そして秋華賞、その母が僅かの差で2着と敗れたレース、そのリベンジはもちろん、桜花賞では手綱を取りながらもオークスでは乗らずに負けたスターズオンアースに対してのリベンジもある。
最後の1冠は譲れない…そんな気持ちは強いはず。このアートハウスと川田騎手の走りには注目せざるを得ない!
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