馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
エルムステークス(G3)
目論見通りの良化!
馬券的にも魅力たっぷり
早いもので東京オリンピックもフィナーレが近づいている。と同時に、そのオリンピックの影響で変則開催となっていた中央競馬の3週間も今週が最終週、今年は札幌のと開催を入れ替えて行われいる函館開催も最終週を迎える。
そのフィナーレを飾る重賞となったのが
エルムステークス、ここでの注目は…
前走時もこのコーナーで取り上げた
ウェスタールンドに改めて注目したい。
その前走、当時もお伝えしたが、東京大賞典以来の休み明けで、放牧から帰厩した当時はプラス50キロほどだったという。そこから乗り込んだものの「何とか間に合った」という状態ではあった。
馬体重はプラス18キロ、結果は7着。しかし、日本レコードタイの前の止まらない高速馬場だったことを考えれば、力のあるところは随所に見せていた。
9歳というベテランでもあって、レースが近づくと自ら体を作るというのも良く理解できる内容だった。
もともと、プロキオンステークスの後はこのエルムステークスの予定だっただけに、今回はここへ向けて順調に仕上がっている。
札幌で行われた昨年のこのレースでは2着、函館も初めてダートに挑み、しかも1年4カ月ぶりという長期休養明けで快勝したゲンのいいコース、北の地の小回りコースは絶好な舞台と言っていい。
今回はアメリカンシードという上位人気必至の強力な先行馬がおり、ほかの有力馬も比較的前掛かりの、ウェスタールンドにとってはお誂え向きな展開になるだろう。
9歳とは言え、末脚に大きな衰えはなく終いは確実に差し込んでくるこの馬、チャンスは大きいはず。
鞍上は引き続き藤岡佑介騎手。やはり前走時にもお伝えしたが、この5戦で手綱を取り全てのレースで好戦している様に、手が合う事はもちろん、ジョッキー自身もこの馬の能力を感じている。
小倉で行われたプロキオンステークスも、日曜の午前中の騎乗が出来なくなってしまってでも、函館から小倉へ遠征を決めたほどだ。
前走の敗退で人気を落としそうだが、馬券的にもより魅力的な一頭といえるだろう。注目してみたい。
オススメ!
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