馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
ローズステークス
本番には乗れずとも…
先週より開幕した秋競馬。早速先週は秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われたが、今週は牡馬・牝馬ともに3冠最終戦のトライアルが行われる。
日曜日は中京で秋華賞への最終切符を争うトライアル・
ローズステークス。
先週の紫苑ステークスが終わり、現時点での秋華賞出走ボーダーラインは収得賞金1500万円の3勝馬が抽選になるかどうかというところ。
よって、このローズステークスに出走している中でそのボーダーをクリアしているのは忘れな草賞を勝ったアートハウスのみ。ほか13頭はここで優先出走権を得なければ出走は叶わない。
一方、ジョッキーに目を向けると、先週の紫苑ステークスで取り上げた
坂井瑠星騎手は、本番ではその紫苑ステークスを勝ったスタニングローズで決まっている。ゆえに、ここで騎乗する
ラリュエルはここ一発勝負。ただ自厩舎の馬なだけに、何としても権利を獲って期待に応えたいところ。
同じく本番ではオークスでも手綱を取ったエリカヴィータでの参戦が決まっている
福永騎手。そのオークスはキャリアの浅さで敗れたものの、能力的にはG1でも勝負になるという感触を得ているそうだが、ここでは
セントカメリアに騎乗する。
4戦前から騎乗し、未勝利・1勝クラスと勝利、休み明けの始動戦の前走でも2着と自らの手で競馬を教え着々と力を付けて来た一頭。それだけに思い入れもあり、本番では乗れなくても権利を獲らせてあげたい…そんな気持ちが強いようだ。
坂井瑠星騎手・福永騎手、ともに本番では乗れないことがほぼ決まっているものの、このレースに挑む姿勢はなかなかのモノ。
ラリュエル・セントカメリアの2頭が、優先出走権を得るためにどんな走りを見せるのか、注目してみたい。
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