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【東京新聞杯】G1馬も参戦!ブレイディヴェーグは鉄板?


今週は東京新聞杯(G3、東京芝1600m)が行われます。厳寒期のG3とは思えない豪華メンバーが揃うなか、注目はマイルCS4着以来の実戦となるブレイディヴェーグでしょう。

皆さんもご存知のとおり、ブレイディヴェーグは京都芝2200mのエリザベス女王杯を勝ったG1馬。ところが昨秋は当時初めてとなる芝1600mのマイルCSに使ってきました。

これは恐らくエリザベス女王杯に同馬主のレガレイラなどが出走していたので、俗に言う『使い分け』の意味合いもあったのではないでしょうか。

今回の東京新聞杯は同舞台の牝馬限定G1、ヴィクトリアマイル(東京芝1600m)を見すえての参戦。“お試し”的な出走だった前走時とは意味合いが全く異なります。

しかも東京新聞杯は2023年より、実績馬に有利な「グレード別定」に変更。詳細は省きますが、G1馬が斤量56キロで出走できるのは見逃せません。

比較として2023年2着ナミュールや、24年に1番人気に支持されながら6着に敗れたマスクトディーヴァは、どちらも当時G2ローズSしか勝っていないにも関わらず56キロでした。

「グレード別定」が「賞金別定」と大きく異なる点は、期間内に勝った最も高いレースに応じて負担重量が定められることにあります。賞金別定では勝てば勝つほど斤量が重くなるため、これこそ実績馬に有利と言われる所以(ゆえん)です。

ナミュールも後に安田記念2着、マスクトディーヴァもヴィクトリアマイルで不利がありながら3着に入りました。他馬と比べて断然有利な斤量で出走できる今年のブレイディヴェーグは東京新聞杯の結果はもちろんのこと、次走以降も走りも注目です。
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