うまスクエア

教えてマサカツ先生！

【日経新春杯】人気薄でもバンバン来る！元調教師が教える『中京で狙うべき穴馬の条件』

今週の日経新春杯(G2)は変則日程により、京都競馬場が改修工事中だった2021～23年と同じく中京芝2200mで行われます。

G2のハンデ重賞という条件は同じでも、京都芝2400mと中京2200mでは狙い方は全く変わってきます。具体的には「左回りコース実績」の有無です。

23年にトップハンデ59キロを背負い快勝したヴェルトライゼンデは、東京芝2400mのジャパンC、日本ダービーで3着に好走した馬。また10番人気で2着に激走したキングオブドラゴンも、条件戦とはいえ中京芝2200mで3戦3連対でした。3着プラダリアは前年の東京芝2400m青葉賞馬という具合ですね。

皆さんもご承知のとおり、JRAの競馬場で左回りコースは東京、中京、新潟の3つしかありません。そのうち中京と新潟は夏季開催時を除きローカル扱いになります。

普段は条件戦しか行われない中京芝2200mを得意にする馬にとって、変則日程による競馬場の変更は願ったり叶ったり。特にキングオブドラゴンのような『この条件しか走らない馬』にとっては、絶好の勝負どころといえるでしょう。

今年も2年前の覇者ヴェルトライゼンデを始め、得意の左回りコースを求めてサウスポーが多数参戦してきました。

その中でも穴で面白そうなのがケイアイサンデラやマイネルエンペラーなど中京芝2200mで好走歴がある馬でしょう。

これに追い切りや最新の馬場状態などを精査して、最終結論を導き出したいと思います。