うまスクエア

シンザン記念(中京・芝1600m)は、日本競馬史上2頭目の牡馬クラシック3冠馬・シンザンの功績を称えて1967年に創設。

出走馬の中からオルフェーヴル(2011年2着)、ジェンティルドンナ(2012年1着)、アーモンドアイ(2018年1着)の3頭が後に3冠馬となりました。

そんな出世レースでもあるシンザン記念。昨年は正規の施行コースである京都競馬場での開催となりましたが、今年は阪神競馬場のリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更により中京競馬場での開催。直近の5年で4度目の中京開催となっています。

2021年から2023年の中京施行で目に付くのは、5頭の出走で(1-2-0-2/5)と連対率60％を誇るモーリス産駒の活躍。そこで狙ってみたいのがオンザムーブです。

前走がデビューから5戦目の勝ち上がり。未勝利戦を勝ったばかりの格上挑戦で、同じモーリス産駒でも、実績は重賞で好走経験もあるアルテヴェローチェ、タイセイカレントには及びませんが、前走は今回の舞台となる中京芝1600mでの勝利。

デビュー2戦目の2着も同コースで、キャリア2度の連対はどちらも中京芝1600m。コース適性の高さはかなり高いものがあるといっていいでしょう。

勝ち上がりには時間を要したものの、持ち時計は悪くありませんし、前走も字面はアタマ差ですが、着差以上に強い内容ではありました。

そして！今回手綱をとるミルコ・デムーロ騎手は、11日に46歳の誕生日を迎え、鮮やかに当日のメインレースを勝利。

ここでもアッと言わせる好騎乗に期待です！