完全攻略ファイル No.2
【シンザン記念】昨年は17番人気で激走!勝負仕上げを施されたワケアリ爆弾穴馬
今年の
シンザン記念(中京・芝1600m)は2月末で定年を迎える河内厩舎の秘密兵器、
ウォーターガーベラの走りにご注目いただきたい。
先週の京都金杯でクビ差2着したウォーターリヒトの半妹。血統面だけでなく自身も中京芝1600mで2戦2連対とコース適性は証明済で、詳しくは後述する“ワケアリ敗戦”で7着に敗れた前走つわぶき賞(1勝クラス、中京芝1400m)の結果次第では、上位人気に名を連ねていただろう。
問題の前走はスタートで隣枠に入った同3着ピコローズと激しく接触。その後もマンマークされた挙句、勝負所で前をカットされて「8→11番手」とポジションを大きく下げる場面があったのをご存知だろうか?
その後も直線で繰り返し前が詰まり他馬に寄られる不利が重なっており、不完全燃焼の競馬になってしまった。
ピコローズから受けた執拗な嫌がらせの背景には、当時同馬に騎乗していたのが半兄ウォーターリヒトの現主戦である田辺騎手だったことが大きい。妹のウォーターガーベラも左回りコースでは実績を残しており、誰よりも素質を評価する兄の恋人から目の敵にされてしまった形だ。
敗因は明確で今回は牝馬限定戦の中山フェアリーSに特別登録すらせず、牡馬相手のシンザン記念に格上挑戦。さらに定年まで僅かとなった河内厩舎としても引退の花向けとばかり、渾身仕上げを施されるのは間違いない。
ちなみにシンザン記念は3歳時に兄ウォーターリヒトが17番人気で3着に激走したレース。2年続けて兄妹が人気薄で激走しても何ら驚けない。
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