教えてマサカツ先生!

【フェアリーS】1番人気馬が10連敗中!元調教師が教える『3歳牝馬重賞の攻略法』


今週行われる3歳牝馬限定のフェアリーステークス(G3、中山芝1600m)は、1番人気が[0-2-0-8]と現在10連敗中。

また馬券に絡んだ17年2着アエロリット、22年2着スターズオンアースと後にG1を複数回勝つ名牝ですら取りこぼしているように、年間でも屈指の難易度を誇る重賞になります。

突然ですがちょうど1年前、24年のフェアリーSで1番人気に支持された馬を覚えていますでしょうか。

答えはスティールブルーです。1/5(日)中山8R 4歳上2勝クラス(中山芝1200m)に出走していた馬ですね。

同馬は新潟芝1600mの新馬勝ち後、次走のアルテミスSでも後にオークス、秋華賞を制すチェルヴィニア相手に僅差3着。当時は1勝馬とはいえ出走メンバーで唯一となる重賞で好走実績がありました。

しかしフェアリーSでは4着に敗退。次走のチューリップ賞では10着に大敗したことを受けて、1400mに距離を詰めて1勝クラスを勝利。それでも2勝クラスですら断然の存在とは言い難く、遂に先週は1200mに短縮するも7着に敗れました。

これがキャリアの浅い3歳限定戦の難しさであり、現時点での完成度と将来性を天秤にかけて予想する必要があります。

直近10年の前走クラス別成績を振り返っても、重賞オープン組より新馬や未勝利、1勝クラスを勝ち上がった馬達の健闘が目立ちます。

▼フェアリーS前走クラス別成績(過去10年)
新馬 [0-0-5-19]複勝率20.8%
未勝利 [4-2-2-29]複勝率21.6%
1勝 [3-8-1-45]複勝率21.1%
オープン[0-0-0- 5]複勝率 0.0%
G2・G3 [2-0-2-17]複勝率19.0%
G1 [1-0-0-11]複勝率 8.3%

今年のメンバーでは、昨年の勝ち馬イフェイオンのように未勝利を勝ち上がったばかりのエストゥペンダ、マイスターヴェルク、ルージュミレネールなどが狙い目になるでしょう。

フェアリーSの最終的な結論は、最新の馬場状態や枠順、追い切りなど直前まで情報を精査した上で導き出したいと思います。
(PR)シンクタンク
■境征勝
元調教師。出走させる側の視点から、陣営の思惑をズバリ見抜く眼は秀逸!有馬記念(レガレイラ)、チャンピオンズC(ドゥラエレーデ)、ジャパンカップ(シンエンペラー)などズバリ!

フェアリーステークスにも、馬券のカギを握る激走候補を発見!この1頭は絶対に見逃せないぞ。
無料で見る

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧