教えてマサカツ先生!

【朝日杯FS】穴馬はコレ!京都でも狙える激走ポイント


朝日杯フューチュリティステークス(G1、芝1600m)も、今年は京都競馬場で行われます。

もともと中山で行われていたG1で、阪神競馬場に舞台を移した2014年以降は2度の10万超えを含む波乱決着。中山→阪神替わりで好走馬の傾向が変わってきているのは注目でしょう。

その中でも活躍が際立っているのが『上がり最速馬』です。

▼朝日杯FS上がり最速馬の成績(過去10年)
23年2着 エコロヴァルツ(4人気)
22年2着 ダノンタッチダウン(2人気)
21年1着 ドウデュース(3人気)
20年2着 ステラヴェローチェ(2人気)
19年3着 グランレイ(14人気)
17年1着 ダノンプレミアム(1人気)
16年2着 モンドキャンノ(7人気)
15年1着 リオンディーズ(2人気)
14年1着 ダノンプラチナ(1人気)
[4-4-1-3]勝率33.3% 連対率66.7% 複勝率75%

注目は2019年3着グランレイ(14人気・単勝229.3倍)、16年2着モンドキャンノ(7人気)など人気薄の台頭です。 どうしても多くのファンは「上がり最速=有力馬」とイメージするでしょうが、どちらも低評価ながら高いパフォーマンスを発揮しています。

2017年に中山芝2000mのホープフルSがG1に昇格して以降、朝日杯フューチュリティSには来春の牡馬クラシックではなく、NHKマイルCを目指す短距離志向の強い馬が出走してくるようになりました。

そのため道中はペースが速くなることも多く、こうなると速い上がりを使える馬にチャンスが巡ってくるわけです。

しかも今年は例年の阪神競馬場が改修工事にともない、京都に舞台を移して行われるのも重要なポイントです。連続開催の終盤とあって末脚タイプの馬に一層有利に働く可能性があります。

今年のメンバーだと前走のサウジアラビアRをC差し切ったアルテヴェローチェ、2着に追い込んだタイセイカレントなどが末脚タイプの有力候補でしょうか。

これに追い切りなどの最新情報を精査して、最終結論を導き出したいと思います。
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