完全攻略ファイル No.2
【エリザベス女王杯】複勝率100%!「隠れ京都ご当地馬主」のワケアリ勝負馬とは
エリザベス女王杯(京都・芝2200m)は馬主お膝元で復活を期す
ハーパーの巻き返しにご注目いただきたい。
エムズレーシング代表の杉野公彦オーナーは、ボウリング場で有名な複合アミューズメント施設「ラウンドワン」の社長。京都馬主協会に所属しており、オーナー地元開催の京都では過去2戦して秋華賞3着、昨年のエリザベス女王杯3着と複勝率100%だ。
ところが今季は3戦全て2ケタ着順に大敗。特に直近の府中牝馬Sでは直線入り口で手応えが怪しくなり、鞍上の武豊騎手が早々と事実上のヤラズに徹したほど。
スランプの背景には大人の事情により昨年の有馬記念に急遽参戦(9着)。無理使いが祟り春の2戦は本調子にはほど遠い状態だった。しかし、間隔をあけて立て直したはずの前走は休み明けを考慮しても負けすぎの印象で、今回は人気ガタ落ち必至だ。
この事態に厩舎サイドは秘密兵器ブリンカー装着を決断。1週前追いでは重馬場の栗東ウッドでラスト1ハロン11秒1と抜群の切れ味を披露してみせた。3歳時の牝馬クラシック戦線でも調教では目立たないタイプだっただけに、馬具効果は絶大と判断していいだろう。
追い切りの動きを見届けた友道師は「レースでも(ブリンカーを)着けるつもり」とキッパリ。3歳時の走りが戻れば好勝負可能な組み合わせで、オーナー地元開催のG1で劇的復活Vがあっても驚けない。
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山川記者の重賞予想講座
エリザベス女王杯編
■プロフィール
豊富なデータと現場情報の二刀流で活躍する記者。馬券のツボにはまる重賞レースの講義がユーザーに大好評!
富士S(3連単3万8240円)・アルテミスS(3連複6510円)など、重賞で多くの的中を仕留めている。
穴馬を狙うならズバリ『前』です!
京都芝2200mで行われるエリザベス女王杯には、波乱を巻き起こすメカニズムってもんがあるんだ。カギはコース形状で、直線が全くの平坦になっている。
ここがポイントだ。それで、なぜ「前を狙え」なのかは、ぜひ予想講座の方で読んでほしい!おっと、「山川~、結局どの馬買えばいいんだよぉ?」という声が…。
今年の、エリザベス女王杯で買うべき馬は、最終予想で公開するから、こちらもぜひ見てくださいよ!
エリザベス女王杯的中のカギはここにある!