教えてマサカツ先生!

【毎日王冠】5年続けて馬券内!不変の「好走パターン」に当てはまるのは?


今週は伝統の重賞・毎日王冠(G2、東京芝1800m)が行われます。

競馬歴の長いファンの方なら「府中の千八、展開いらず」という格言を、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これは著名なタレントで馬主でもあった故・大橋巨泉さんが語ったとされています。

外枠不利で知られる東京芝2000mと違い、東京芝1800mは枠順による有利不利が少ないこと。またマイルや芝2000mを得意とする馬でも対応が容易であるため、実力どおりの結果になりやすいとされています。

格言が生まれた当時とは競馬の状況が大きく異なるとはいえ、現在の毎日王冠も天皇賞・秋やマイルCSに向かう有力馬の前哨戦という位置づけに変わりはありません。

事実、直近の5年における毎日王冠の1~3着馬は、G1で好走歴がある実力馬ばかりです。

●2023年 12頭(良)
1着 エルトンバローズ(4人気)
2着 ソングライン(1人気) G1馬
3着 シュネルマイスター(2人気) G1馬

●2022年 10頭(良)
1着 サリオス(1人気) G1連対
2着 ジャスティンカフェ(3人気)
3着 ダノンザキッド(4人気) G1馬

●2021年 13頭(良)
1着 シュネルマイスター(1人気) G1馬
2着 ダノンキングリー(2人気) G1連対
3着 ポタジェ(4人気)

●2020年 11頭(稍)
1着 サリオス(1人気) G1連対
2着 ダイワキャグニー(4人気)
3着 サンレイポケット(5人気)

●2019年 10頭(良)
1着 ダノンキングリー(1人気) G1連対
2着 アエロリット(2人気) G1馬
3着 インディチャンプ(3人気) G1馬

基本的に実力馬が強いレースとはいえ、出走馬を送り込む調教師の立場としてはG1を目標に調整するため、余裕残しで出走してくる馬も少なくありません。

その影響か直近5年を振り返っても、1~3番人気同士で決まったのは2019年だけ。ソングラインとシュネルマイスターの『2強対決』となった昨年も、2強が後方で進路を探している隙を突いて4番人気エルトンバローズが金星を挙げました。

毎日王冠は基本的に実力馬を重視して、「ここが勝負の伏兵」の食い込みを警戒すべきレースといえます。

これらのレース傾向を今年に出走馬に置き換えると、1番人気が予想されるローシャムパークはG1連対実績がある実力馬。ただし目標は次走以降でしょうから、8~9分程度のデキが想定されます。

そのほかにもルメール騎手が乗るシックスペンスや、ラジオNIKKEI賞を勝ったオフトレイルなどの3歳勢が続く形。昨年の覇者エルトンバローズ、夏の函館で連勝中と勢いのあるホウオウビスケッツも天皇賞・秋に向けて賞金加算が必須で侮れない存在です。

これに追い切りなどの最新情報を精査して、最終結論を導き出したいと思います。
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■境征勝
元調教師。出走させる側の視点から、陣営の思惑をズバリ見抜く眼は秀逸!夏競馬は、七夕賞・中京記念で3連単万馬券を的中。

毎日王冠にも、馬券のカギを握る激走候補を発見!この1頭は絶対に見逃せないぞ。
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