完全攻略ファイル No.2
【スプリンターズS】状態爆上げ!昨年人気薄で激走の再現が期待できる1頭
長かった厳しい残暑が終わり、秋の気配を感じさせる関東圏。週中には最低気温が20度を下回る日が出るなど、ようやく過ごしやすい季節が到来した。
暑さに弱いサラブレッドにとって寒くなるのは大歓迎。その中でも昨今の涼しい気候を受けてトーンが急上昇中なのが
マッドクール陣営だ。
単勝1番台の断然人気に支持された5走前のCBC賞は、熱中症により9着に敗退。6番人気に評価を落とした次走の23年スプリンターズSでは、秋の気候を味方に2着とガラリ一変して見せた。
その後は暮れの香港スプリント8着を挟み、2走前の高松宮記念を勝利。G1勝利の余勢を駆って挑んだ前走の香港チェアマンズスプリントプライズは、まさかの11頭立てシンガリ負けに沈んだ。
香港の2戦は現地での調整や日本と異なる馬場など敗因は明確で、本来の能力を発揮できれば現在のスプリント路線では実力上位。さらに今回は冒頭でも紹介したとおり、ここに来て涼しさを通り越し寒さすら感じる気候の変化が後押しする。
1週前追いに騎乗した坂井瑠騎手が「言うことがない動きでした」と状態に太鼓判を押せば、厩舎サイドも「最終追いは予定より時計が速くなったけど、調子の良い裏返し。涼しくなって体調をメキメキ上げてきたし、昨年はハナ2着で悔しい思いをしたから今年は決めたいね」と春秋スプリントG1制覇に向けて気合い十分だ。
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山川記者の重賞予想講座
スプリンターズS編
■プロフィール
豊富なデータと現場情報の二刀流で活躍する記者。的を得た重賞レースの講義がユーザーに大好評!
葵S(◎ピューロマジック)・日本ダービー(◎ジャスティンミラノ)などなど、重賞で多くの的中を仕留めている。
このレースは
外枠を引いたらほぼ終わり!?
いよいよ、秋のG1シーズンがスタートするな。まずはスプリンターズSなんだが…中山芝1200mには落とし穴が存在する。
詳しくは、予想講座の方を読んでほしいが、馬券を買う前に頭に入れておきたいぞ!
もちろん、これ以外にも大事なポイントはある。ココでこそ買いたい馬もいるんだ。最終予想も公開するので、ぜひ見てくれよ!