完全攻略ファイル No.3

【セントライト記念】大波乱の使者となる!?強力データのコンボが気になる1頭



セントライト記念(中山・芝2200m)は、日本競馬史上初の3冠馬となったセントライトの功績を称えて創設された菊花賞トライアル。

過去10年で3連単の配当が万馬券にならなかった年が半数の5回ある穴党泣かせのレースでもあります。

しかし、今年は皐月賞2着のコスモキュランダ、同4着のアーバンシック、ホープフルS2着のエコロヴァルツがいるものの、いずれもやや安定感を欠く面々。格上挑戦の馬にもチャンスはあるでしょう。

そこで狙ってみたいのが、恐らく全く人気がないであろうアスクハッピーモアです。

デビューからの3戦がいずれもダート戦。しかも、前走で未勝利を勝ち上がったばかり、更に今回は3月以来となる半年ぶりの一戦。さすがに厳しいというのが、ほとんどのファンの見方でしょう。

この馬が持っている激アツのデータを見ると「ひょっとして…」と思うかもしれません。

まずは鞍上の田辺裕信騎手とセントライト記念の好相性。

直近10年においては、横山典弘騎手、蛯名正義現調教師と並んで最多の2勝。2着、3着も1回ずつあって、2勝は9番人気、4番人気の伏兵馬で挙げています。

さらに興味深いデータとして、母の父クロフネ産駒が2勝。直近10年で3頭が出走して19年リオンリオン、22年ガイアフォースが1着。勝てなかった14年ステファノスも勝ったイスラボニータから0.2秒差、2着馬とは同タイムの4着と好走しました。

ちょっと気になりませんか?

そして、田辺裕信騎手、田村康仁調教師、冠名アスクといえば、22年のセントライト記念で2着。続く菊花賞をレコード勝ちしたアスクビクターモアと同じチーム。

春のクラシックでも好走していたアスクビクターモアと比べるのは酷ですが、1勝馬の身ながら、敢えてこのトライアルにぶつけてくるのは期待の証でもあるでしょう。

ノーマークでの先行からスルスルと…。そんな期待をかけずにイられない超穴馬です!
コチラも注目
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