完全攻略ファイル No.2
【エルムS】夏は格より調子!北海道シリーズで覚醒中の人馬コンビに注目
古馬のダート中距離重賞、
エルムステークス(札幌・ダ1700m)は
ナチュラルハイ(美浦:黒岩厩舎)に注目していただきたい。
前開催の函館では「大沼S2着→マリーンS1着」と一戦毎に調子を上げてきていて、特にこの中間は若手売り出し中の永野猛蔵騎手が付きっ切りで調整。
「今回で北海道シリーズ3戦目ですが、硬さもなく馬体を大きく使って伸びたストライドで走るようになってきました。今週も力まず手前を替えて楽に動けていましたし、良い状態でレースに臨めると思います」
とキッパリ。自ら勝負仕上げを施して人馬初となる重賞制覇に臨む構え。
永野騎手はデビュー4年目で初参戦となる北海道シリーズで活躍が目覚ましく、前開催の函館では全12日間フル参戦でリーディング6位となる9勝をマーク。また騎乗数も丹内騎手(128鞍)、佐々木騎手(117鞍)に続く104鞍に騎乗するなど、関係者の評判もうなぎ上り。
その中でもエルムSのナチュラルハイは3勝クラス1着後に昇級戦のポルックスS(7着時)では1度降ろされており、紆余曲折を経て手戻りとあって思い入れはひと塩。5番人気で勝利した前走のマリーンS時は
「(北海道に滞在時は)中間の調整を自分に任せていただいているので、何とか勝って賞金を加算して(エルムSへ)向かいたい」
と気合い十分。その言葉どおり有言実行の渾身騎乗で関係者の期待に応えてみせた。
賞金加算の代償として直線で十分な進路が無いのに前の馬を抜いたとして、過怠金1万円が課せられたのはご愛敬。残り200mまで前が壁になりながら慌てず狭い所を割って伸びにきた騎乗は、中間に付きっ切りで騎乗して状態の良さを把握していたからこそだろう。
人馬の勢いは今年の出走メンバーで1、2位を争うほどで、先物買いで狙う価値大だ。
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エルムS編
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葵S(◎ピューロマジック)・日本ダービー(◎ジャスティンミラノ)などなど、重賞で多くの的中を仕留めている。
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