完全攻略ファイル No.1
【平安S】人気の盲点ここにあり!伸び盛りの素質馬が重賞初Vへ
近年の勝ち馬には、チュウワウィザード、オメガパフューム、テーオーケインズといったG1ホースが名を連ねる
平安ステークス(京都・ダ1900m)。
今年は若い世代の出走も多く、このあとの帝王賞、あるいは秋の大一番に向けて注目のレースとなりました。
収得賞金の少ない馬にとっては、最低でも2着に入って賞金を積み上げたい一戦。ここでピックアップしたいのは、
ゼットリアンです。
デビュー15戦目にして、待望の重賞初挑戦となるのですが、3歳の1月までに2勝を挙げ、リステッドのヒヤシンスステークス、鳳雛ステークスで2着。
オープン入り後も3走前のアルデバランステークスで3着と重賞でも十分戦える地力を蓄えてきました。
ここ2走も4着、6着と着順はひと息ながら、2走前はメンバー最速、前走も3位の上がりをマークしており、字面ほど悪い内容ではありません。
また、今回の舞台となる京都のダート1900mは2戦して1着、3着。後者は先に触れたアルデバランステークス。前者は3勝クラスを勝ち上がった時で、2着馬に4馬身差を付ける快勝でした。
今年はハギノアレグリアス、グロリアムンディといった重賞ウイナーの名前もあるものの、近況はあとひと押しを欠いている状況。
この馬自身もまだまだ伸びていきそうな素材でもあり、人気はないでしょうが、チャンスは十分あると見ました!