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【札幌記念】先週も推奨馬が好走!今回は2ケタ人気必至の爆弾穴馬で七夕賞の再現!?



先週の当欄で取り上げた小倉記念ゴールドエクリプスは3着に好走。ただ、いくらハンデ戦とはいえ、3勝クラスからの格上挑戦馬が2番人気はいただけない。

当記事をご覧の皆さんも七夕賞で推奨した3着ホウオウエミーズ(13人気)のような、普通に予想していてはまず買えない爆穴馬を期待されているのではないだろうか?

しかも今回の対象レースは札幌記念(札幌・芝2000m)。社台、ノーザンなど生産者が多数所属する札幌馬主協会から「G1昇格」の要望が後を絶たない「スーパーG2」とあって、定量戦だけに狙える馬も自然と絞られてくる。

過去の傾向を振り返っても荒れた時はG1馬が不在の年か、能力的にピークを過ぎて昔の名前で人気に祭り上げられた時のどちらか。連覇を目指すジャックドールや昨年3着ウインマリリンなど、過去1年以内にG1勝ちがある脂の乗った実力馬が相手だ。

中途半端な穴馬では通用しない――。そんな中にあって「展開や乗り方次第でチャンスがあるかもよ?」と、現地北海道で取材する記者がイチ押ししてくれたのがイズジョーノキセキだ。

2022年にG2府中牝馬Sを制し、暮れの有馬記念では13番人気の低評価でアワヤの4着。6歳を迎えた今季も現役を続ける古豪も、直近3走は牝馬同士にも関わらず「10→15→5着」と馬券に絡めていない。

しかし、詳しく敗因を聞くと3戦全て理由があるらしいのだ。

「阪神牝馬Sとヴィクトリアマイルは有馬で引退予定だったのを1度緩めての再調整で、全然中身ができて無かったから参考外。前走のクイーンSも直線で前が詰まり脚を余しただけで、(岩田)康誠さんは『もっと大胆に乗れば良かったわ~』と悔やんでいた」とのこと。

確かにクイーンS5着のパトロールVTRをチェックすると残り200m過ぎまで追えておらず、何故か岩田康騎手の代名詞である“イン付き”を封印。直線で外に持ち出そうとして他馬からフタをされた形だ。

「今年のクイーンSは内ラチ沿いも渋滞していたから、どちらにしても詰まっていたかもしれない。それでも他馬より重い57キロを背負っていたし、今度は康誠さんも内ラチ沿いピッタリのイン突きにこだわった乗り方をするんじゃないかな」と穴ムードを漂わす。

札幌記念は定量戦のため「57→56キロ」の1キロ減も魅力。クイーンS着外からの参戦も2012年1着フミノイマージンの巻き返し例があるだけに、本来の調子を取り戻した有馬記念4着馬の激走に期待だ。


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