完全攻略ファイル No.3
【根岸S】本番よりも勝負はココ!ベストの条件で大駆けだ
根岸ステークス(東京・ダ1400m)はフェブラリーステークスと同じ東京競馬場で行われる重要な前哨戦。
ではあるのですが、本番よりも1ハロン短い1400mということで、ここを全力で勝ちたいという馬がいるのも確か。その気配を強く感じるのが、昨年の3着馬でもある
タガノビューティーです。
ここまでデビューから26戦して(6-5-5-10/26)。その内訳は右回り(0-0-1-6/7)に対して左回りが(6-5-4-4/19)と圧倒的に左回りを得意としており、関西馬でありながら26戦中15戦が東京競馬場というサウスポー。特に1400mは(2-2-1-0/5)と馬券圏内を外したことがありません。
タガノビューティーの東京1400m成績
22/05/28 2着 欅S
22/01/30 3着 根岸S
21/05/29 1着 欅S
21/02/14 2着 バレンタインS
21/01/30 1着 銀蹄S
掲示板を外したのがわずか4回しかない一方、重賞では昨年のこのレース3着が唯一の馬券圏内。あとワンパンチ足りないのも事実です。堅実な走りを続けてきながら明けてもう6歳。残されたチャンスも少なくなってきているだけに、ベスト条件のここは何としてもモノにしたいことでしょう。
前走のチャンピオンズカップは10着といっても、3歳秋以来となる1800mで、一連の成績からもベスト条件でないのは間違いないところで、それでいて勝ち馬から0.8秒差なら決して悲観する成績ではありません。
5走前の欅ステークスでは今回人気の一角と目されるレモンポップに敗れていますが、当時はタガノビューティーが2キロ重い斤量。今回は同斤量となり、逆転の余地は残されています。
兎にも角にも重賞タイトルが欲しい一戦。その意気込みに一票を投じる価値は十分あると見ました!
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