完全攻略ファイル No.2
【フェアリーS】変則日程もなんのその!名牝の血を引く絶好調馬が覚醒の予感
特別登録16頭から当日は7頭立てと大きく出走頭数が減ったシンザン記念とは対照的に、
フェアリーステークス(中山・芝1600m)は5頭が除外になる出馬ラッシュ。こちらはフルゲートの一戦となりました。
除外も頭に入れての調整を強いられる中、キビキビとした動きが光っていたのが
ディナトセレーネです。
ウッドチップコースでの最終追い切りでは古馬1勝クラスのパートナーの内を追走。コーナーワークでグイッと差を詰め、瞬く間にリードを取ると、そのままパートナーを従えてゴール。回転の利いたフットワークが目を引きました。
前走のアルテミスステークスはひと押しが利かなかったものの、勝ち馬とはわずか0.4秒差。2着だったリバティアイランドは続く阪神ジュベナイルフィリーズを勝ち、3着のアリスヴェリテは抽選除外でこのフェアリーステークスは不出走。強敵相手に善戦し、そのライバルの1頭がここにはいない運も味方に付けました。
祖母が名牝ダイワスカーレットという血統背景も魅力の1頭。ここは前進必至と見ます。
31日、4日とウッドチップコースでの3頭併せで軽やかな動きを見せた
イコノスタシスも好仕上がり。
全体の時計は目立たないものの、4日の最終追い切りでは両サイドに古馬のパートナーを置いて抜群の気合乗り。余裕たっぷりの手応えで先着を果たしました。
こちらもシンコウラブリイを筆頭に活躍馬多数の良質な母系。まだまだ奥もありそうで、未勝利を勝ったばかりといって軽視するのは危険でしょう。
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