重賞攻略パック・馬券トピックス

【マーメイドS】酷量ハンデは実力の証!?本当の隠れ穴馬はこれだ!

昨年と一昨年はともに50キロ、2019年と2018年はともに51キロの軽量馬が勝利。マーメイドステークス(阪神・芝2000m)は梅雨時のハンデ戦とあって、トップクラスの出走が少なく、軽量馬の活躍が多いレースです。

ただし、昨年も55キロだったシャドウディーヴァが6番人気で3着。一昨年は同じく55キロだったセンテリュオが2着に食い込んでおり、53キロ以下の馬で上位3着を占めた年は3回。そのうち1回は上位3着がいずれも53キロの馬で、決して軽量馬だけで決まっているわけではありません。

また、49キロ以下の馬は馬券絡みがなく、軽量といっても、なぜか52キロの馬も(0-0-0-16/16)で馬券絡みがありません。

確かに軽ハンデの馬は気になるところですが、そこばかりに気を取られていては、妙味のある実績馬を見落としてしまいます。そうです!メンバー唯一の重賞2勝馬リアアメリアを忘れていませんか?

そもそも、今年のメンバーで重賞を勝っているのは、この馬とルビーカサブランカのわずか2頭。重賞を2勝し、オークスでも4着の実績は他馬を圧倒しているといえます。

現時点で最後の勝利となっているローズステークス以降は、7戦して2度の7着が最高着順。馬券圏内どころか、掲示板も確保できていないのですが、7戦のうちG1が3戦、G2が2戦。新馬戦以降はいずれも重賞レースに出走していて、常に高いレベルのレースを走り続けてきました。

前走後は馬体面にアクシデント等があったというわけではなく、精神面のリフレッシュを促すために放牧へ出され、5月半ばに帰厩。その後はこのレースを目標に入念に乗り込まれ、好調時と変わらない素軽いフットワークを見せています。

状態面に抜かりはなく、近走の着順からは「?」となるトップハンデを課されてしまったのも、ハンディキャッパーがその力を認めたからこそでしょう。

相手は大幅に軽くなる中で、人気は下から数えた方が遥かに早いほど急降下。実力馬の意地の走りに期待したいところです!
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