うまスクエア

11月18日(日) 京都11R

マイルＣＳ(GⅠ) 芝1600m

●上位人気馬格付けチェック

馬番	馬名	能力	上昇度	馬券妙味
②	ペルシアンナイト	B	B	B
⑧	モズアスコット	A	A	B
⑮	アエロリット	A	A	B
⑱	ケイアイノーテック	B	A	A

※各付けチェックの表記について
上位人気馬を[絶対能力]－[上昇度]－[馬券妙味]の各項目についてＡＢＣの３段階で評価しています。

●田中充興の見解
スワンS勝ち馬ロードクエストが人気薄になってしまうくらいの超豪華メンバー。メンバーレベルの高い有力候補多数の一戦は人気馬同士の決着になってしまうことが多々ではあるが、よく見ていくと有力馬たちも死角がないわけではない。

アエロリットは春の安田記念2着馬、毎日王冠を楽勝し、今回に向けて臨戦過程は万全に見える。ただこの馬は強いことは強いのだがG1レベルに入ってしまうと瞬発力が劣る、かつてのキョウエイマーチみたいな馬だ。１９９７年マイルチャンピオンシップでキョウエイマーチが２着と好走した時は１０００ｍ通過が５６．５秒という異様なハイペースで飛ばして粘ったが、初騎乗となるムーア騎手がこの馬の持ち味を出し切る騎乗が出来るだろうか。

アルアインも能力は上の存在、マイル適性もある。ただ今秋の最大目標は前走の天皇賞だったと見る、お釣りをどこまで残せているか。前走比で多少パフォーマンスが下がったとしても好走しうる力量馬であることは確かだが・・。

モズアスコットは狙い澄ました連闘で今春の安田記念を勝利した馬、ただ今回は上昇を見込めるが安田記念当時ほどまで完璧な状態には行かないだろう。そうは言ってもルメール騎手が前哨戦で能力を出し切ったロジクライ、ミッキーグローリーを捨ててモズアスコットを選択している以上、デキが悪いという事はないだろう。

エアスピネル、ペルシアンナイトの前走はあくまでトライアルと割り切る事も出来るが、ちょっと不甲斐ない内容だったことは確か。２頭の対比で、富士S時はペルシアンナイトの方がデキは良かったはず、エアスピネルは完全な叩き台に近かった。ただペルシアンナイトは富士Sでは５９キロを背負って不利があった。よって余力は残っている。この2頭に対するジャッジはバランス的に難しい面がある。

どの馬も消しという判断はし辛いが、本命にしてまで買えるかとなると微妙なところ。上位人気馬総崩れという可能性もある。そこで今回は一段階ハードルを下げて狙いを立ててみる。

面白いと思ったのは成績のわりにいつも人気にならないレッドアヴァンセ、前々走ヴィクトリアマイルも前走の富士Sも勝ちに行く競馬が出来ておりレース内容は着順以上に強かった。

そして春のNHKマイルカップの勝ち馬ケイアイノーテック、前走の毎日王冠はいつもより前目の競馬で５着と善戦、成長を十分に感じさせる内容だった。

最終的に２択で悩んだが、本命はケイアイノーテックにする。

１９９５年には１６番人気の３歳馬メイショウテゾロが連対したこともあるように、この時期の３歳馬は大きく成長する。今回はそこに賭けたい。

と東京スポーツの原稿に書いたところ、ケイアイノーテックは本当にメイショウテゾロと同じ18番枠に入ってくれた。これは吉兆かも。

●最終結論

◎	⑱	ケイアイノーテック
○	⑬	レッドアヴァンセ
▲	⑧	モズアスコット
△	⑮	アエロリット
△	⑭	エアスピネル

●穴の馬連 卍固め

13	-	18	（25%）
8	-	18	（25%）
15	-	18	（25%）
14	-	18	（25%）

●３連単
[軸]18 [相手]8.13.14.15（◎１頭軸マルチ 36点）