佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第911球]

【チャンピオンズC】今年の3歳は本当に強いのか?

昨晩は『馬好王国~UmazuKingdom~』に出演し、日曜は『みんなのKEIBA』と、名球界のイベントの後は、競馬関係の仕事で忙しくなってきました(笑)そのため、今日はインヴィクタを応援する為に中京へ行く事ができません。まあ、私が現地に行かない方が勝つという話も聞いたりしますが・・・とにかくミルコに頑張ってもらいましょう!

また、来週は土曜のエリカ賞にブラヴァス、日曜は香港マイルにヴィブロスが出走します。既に香港に到着しているヴィブロスは、輸送にも慣れたもので、日本にいる時よりも元気なんじゃないかと思えるくらいらしいです。海外好きの彼女らしいですね(笑)シュヴァルは来年も現役を続ける事になりましたが、ヴィブロスはここが引退レース。最後の勇姿をこの目に焼き付けてきます。


それでは、日曜は【チャンピオンズC】を検討します。マイルCSはステルヴィオ、ジャパンCはアーモンドアイと、ここ2週続けて3歳馬がGIを制していますが、この結果だけで「今年の3歳世代は強い」と言い切っていいのか。それは少し違うんじゃないかと思っています。

恐らくですが、これからは毎年、古馬と互角に渡り合う3歳馬を数多く目にするでしょう。それは、世代間の能力の比較に関係なく、3歳時から力を出せるような育成方法が確立されつつあるからです。

一昔前は、ダービーを獲るような馬は、秋にデビューするのが普通でした。あのディープインパクトもデビューは12月の半ばです。それが今はどうでしょう。少なくとも夏の内に早く勝たせて、年内に2勝というのが定番となってきています。2歳の重賞や特別戦が増えたことで、賞金を加算しやすくなっていることも影響していると思いますが、クラシックを勝つ馬のローテーションは、この10年で大きく変わりました。

そして、この変化に対応できた理由が、外厩施設の充実とノウハウの蓄積です。今も昔も3歳の時点で古馬と対等に戦ってきた馬は、その大半が社台関連の馬だと思いますが、しがらき、天栄、山元トレセンといった外厩がこれまで行ってきた努力の積み重ねが、今の3歳世代の強さに繋がっているのではないでしょうか。

やや前置きが長くなりましたが、今年のチャンピオンズCは、「ノウハウのある外厩でしっかり育成された3歳馬」②ルヴァンスレーヴから入ります。3歳馬による3週連続GI制覇の可能性は高そうです。

馬券は、3連複、3連単で、②ルヴァンスレーヴから⑦サンライズノヴァ⑧ケイティブレイブ⑨サンライズソア⑪オメガパフューム⑤ノンコノユメ③パヴェルへ流すつもりです。


【参考買い目】
●3連複フォーメーション(9点)
[1頭目]2
[2頭目]7.8
[3頭目]7.8.9.11.5.3


●3連単フォーメーション(10点)
[1頭目]2
[2頭目]7.8
[3頭目]7.8.9.11.5.3

JRA現役馬主でGⅠ5勝オーナー【佐々木主浩・大リーグボール22号】はレース当日10時頃公開!
次回の更新を楽しみにお待ちください!!

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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