佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第1338球]

【ジャパンC】上昇カーブを描いてベストの舞台

期待していたグランヴィノスは6着。内が伸びる馬場だったとはいえ、現時点では完敗でした。今回は前走から2キロ増えての520キロ。パドックで見る限り、馬は悪く見えませんでしたが、レース後の話では、「デビュー戦後の約1ヵ月で主に後肢の方が成長して、今はトモ高の状態。馬体の前後、上下のバランスが良くなるのはまだ先になる」とのことでした。

ユウガもレース後に「成長を待ちたい」とコメントしていたようですが、馬体のバランスのことを言いたかったのではないでしょうか。次にどこかへ使う話も出ましたが、今の状態を考えて、「成長を促して欲しい」との希望を伝えました。今回は重賞の壁に跳ね返されましたが、次走は今のところ3月あたりを復帰の時期と考えています。

残念な結果でしたが、気持ちを切り替えてライアンとコンビを組む来週のブラヴァスに期待したいと思います。

それでは、日曜は【ジャパンC】から検討します。今年の秋は久し振りに外国人ジョッキーが参戦しているとあって、先週、先々週のG1では彼らの活躍が目立っていました。

今年のジャパンCはメンバー的にも混戦模様ということで、ジョッキーの腕に期待してクリスチャン騎乗のシャフリヤールから入りたいと思います。

前走の天皇賞では、直線で伸びを欠いて5着に敗れていますが、帰国初戦、初の2000mだったことを考えればそこまで悲観する必要はありません。

「秋の目標はあくまでジャパンカップ」という陣営の言葉が全てでしょう。左回りの2400mでは、昨年のダービーを勝ち、ジャパンCでも3着。今年は2410mのドバイシーマクラシックを勝っています。

前走を叩いて上昇カーブを描き、今回はベストの舞台。今年は、クリスチャンのエスコートで昨年のリベンジを果たすのではないかと見ています。

馬券は⑮シャフリヤールからの馬連。⑥ヴェラアズール③ヴェルトライゼンデ②オネスト⑧デアリングタクト⑭ダノンベルーガ⑯リッジマン⑱ボッケリーニへ流そうかと考えています。

【参考買い目】
●馬連(7点)
[軸]15
[相手]6.3.2.8.14.16.18


京阪杯】は、1200mへ距離を詰めて安定感が増してきた⑩サンライズオネストからの馬連。⑭トウシンマカオ⑤テイエムスパーダ④スマートクラージュ③プルパレイ⑦ファストフォース⑥キルロード⑨エイティーンガールが相手候補です。

【参考買い目】
●馬連(7点)
[軸]10
[相手]14.5.4.3.7.6.9



JRA現役馬主でGⅠ5勝オーナー【佐々木主浩・大リーグボール22号】はレース当日10時頃公開!
次回の更新を楽しみにお待ちください!!


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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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