境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年9月22日]

傾向の逆に穴馬券の肝がある

【土曜の穴馬券ネオメソッド】

【日曜】阪神11R神戸新聞杯 芝2400m外

(6)ロードアクレイム

動画で解説 ~神戸新聞杯(G2)~

動画内では土曜日の阪神11Rの狙い馬も紹介しています!

この神戸新聞杯というレースは、2400mでの施行となって以来、とにかく「上がり最速の馬」が好走します。その成績は(4-1-1-0/6)というもの。しかも、上がり最速を使う馬がGI好走馬だった場合、ほとんど頭で来ることになります。今年で言えば、おそらく皐月賞馬のゴールドシップがこれに該当することになるでしょう。ダービーでも上がり最速、ヒストリカルが2400mで脚を使えるかどうか微妙である以上、普通に考えればそうなります。個人的にはちょっと急仕上げ気味にも映るのですが、それは専門外なので、例年の傾向からすると、ゴールドシップが好走する確率は極めて高いと言っていいでしょう。

ただし、ダービーの1、2着が揃って出走してきた過去2年あたりと比べると、波乱の可能性も捨て切れないのが今年のメンバー構成。穴馬券を買う余地は残っていると見ます。

では、どんな馬がその対象になるのか?上がり最速の馬が好走しやすいのであれば、速い上がりを使えそうな馬を選べばいいのでは?と考えるのが普通でしょうが、よくよく考えるとそうはなりません。そこはもう一捻りしなければ。
なぜなら、先ほども書いた通り、これまでの戦績等から考えれば、今年の神戸新聞杯はゴールドシップが速い上がりを使う可能性が高いわけです。となると、上がり最速の速い馬を探すということは、そのゴールドシップより速く上がってくる馬を探さなければいけなくなるわけです。しかも、穴馬券を狙うとなれば、それを人気がないところから行なう必要が出てきます…これは相当無謀な挑戦となってしまいます。

であれば、穴を狙う考え方としては、逆の前残りを狙うのが正解のはず。ゴールドシップが脚を使うことはもうしょうがないとして、穴を開けるとすれば、それより前にいる馬と考えるわけです。

確かに、このレース自体、過去の傾向やコース形態を考えても、前受けして残すのは至難の業です。しかし、昨年のスマートロビン(逃げて4着、3着から半馬身)、一昨年のビッグウィーク、07年のアサクサキングスなどはそれを果たしており、全く不可能な話でもありません。そして、このレースで前受けして残すためには、上記各馬を見ても分かる通り、かなりのスタミナと底力の裏付けが必要、裏を返せば、スタミナと底力の要素さえあれば、残すことは可能ということになります。そして、これまた上記各馬をご覧いただければ分かるとおり、このレースで前受けして残すことはできれば、菊花賞を含めた今後の長距離重賞でかなり期待できる存在になるわけです。
先の菊花賞、天皇賞・春を筆頭にした長距離路線で活躍しそうな馬を探すこと、それだけのスタミナと底力を秘めた先行馬を探すことが、神戸新聞杯における隠れた穴馬券ネオメソッド。私はそう考えます。

今年で言えば6.ロードアクレイムでしょう。母がオークス馬のレディパステル。この馬が勝った当時のオークスは、最近と異なり、まだスタミナ欲求が強かったですから、トニービン×ブラッシンググルームという血統通りのスタミナと底力を認めることができます。この母系にスピードのあるディープインパクト。前走が小回りの流れに対応できず後手に回ったものだとすれば、広いコースに替わる今回は、本来の好位付けが叶うはず。逃げ馬が競り合うような流れになれば、秘める底力を全開にするシーンもありそうです。

ブツける相手としては

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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