境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年3月25日]

これまでの3週間を活かす!

【日曜の穴馬券ネオメソッド】
中京11R高松宮記念 芝1200m
(14)グランプリエンゼル


動画で解説~高松宮記念

穴馬券ネオメソッド動画 ~高松宮記念(G1)~


新装後、一発目となる高松宮記念。まだサンプルが少ないこともあって手探りであることは否めませんが、それだからこそ狙える方法論も存在するはず。馬場傾向に極端な変化がないことを祈って、3週間で行なわれた中京芝1200mの傾向から、今年の高松宮記念の穴馬をピックアップしてみたいと思います。

これまでの傾向分析は、ちょっと長くなるので、今回は先に要点と注目馬を挙げておきます。お時間に余裕のある方は、その先をお読みください。

≪先週までの競馬で分かった中京芝1200mの新傾向≫
1.馬力血統、持続力のある血統重視
2.ダートを使った経験があるような馬力、決め手不足タイプが有利
3.上がりの掛かる競馬に強い差し馬

この点から導き出される、新・高松宮記念最初の本命馬は、14.グランプリエンゼルです。父が芝、ダート兼用のアグネスデジタル、この馬自身も、過去にダートでも勝ち鞍があるパワータイプです。京阪杯で上がり33.2秒という速い上がりを使っているものの、本質は時計の掛かる馬場でこそのタイプであり、それは、道悪でのパフォーマンスアップが示す通り。あと一歩のところで勝ち切れないジリっぽさも、逆に馬力優先馬場での激変を示唆します。
相手本線は、上がりが掛かってナンボ、シンボリクリスエス産駒なら馬力勝負ドンと来いと自信を持てる17.サンカルロ、そしてクロフネ産駒の10.カレンチャン。断然人気の1.ロードカナロアは、軽い馬場の速い上がり勝負のパフォーマンスが高すぎます。少なくとも、馬力優先の中京に関しては全く未知の舞台であり、地力でその辺には来るかもしれませんが、馬券は押さえの押さえで十分と判断しました。

それでは、この先は、読み物として。新装中京芝コースの傾向を挙げてみましょう。

1.芝1200mにおける好走血統
120304 古馬1000万下
1着 サクラバクシンオー×ミルジョージ
2着 タイキシャトル×◎ブライアンズタイム
120310 古馬500万下
1着 サクラバクシンオー×サンデーサイレンス
2着 サクラバクシンオー×スズカコバン(ニジンスキー系)
120311 3歳未勝利
1着 ウォーエンブレム×サンデーサイレンス
2着 マンハッタンカフェ×マイネルラヴ
120317 古馬500万下
1着 キングヘイロー×ミスワキ
2着 ◎アポインテッドデイ×オールドトリエステ(ボールドルーラー系)
120318 3歳未勝利
1着 アドマイヤムーン×トニービン
2着 ダイワメジャー×◎ブライアンズタイム
120318 3歳500万下
1着 アグネスワールド×アグネスタキオン
2着 ダイワメジャー×トニービン

開幕当初はバクシンオーが連続好走、一般的な1200mに近い血統傾向を思わせましたが、その後に失速気味となっており、代わって台頭しているのが、ロベルト系(◎で表示)を筆頭とした馬力型血統。3週目に母父トニービンが連続好走し、やや欧州性を出していますが、コレは雨の影響で馬場が渋ったことが原因である可能性が高いでしょう。
サンデー系産駒が全体的に不振であることからも、どちらかと言うと力のいる馬場に強い馬力血統を重視すべきと言えます。

2.近走でダートを経験している馬が穴馬券になることが多い

先週までに行われた6鞍で馬券になった17頭(18頭のうち1頭は初出走馬のため除外)を見てみると、近5走以内にダートを使っていた馬が8頭いるという顕著な傾向に気が付きます。
この傾向から、先ほどの血統傾向と合わせて、「ダートも走れる馬力タイプが有利」ということがまず分かります。そしてもう1点、「ダートを使ってみたくなるような馬」が好走しやすいという見方も可能です。
では、「ダートを使ってみたくなるような馬」とはどんな馬か?それは、「気性が前向き」「溜めても切れない」のどちらかであることがほとんど。芝を使ってみたものの、どうにも引っかかって脚を溜められない馬や、手応えよく走っているのにもかかわらず、追ってから大して伸びず、決め手のある馬に勝てない馬。こういうタイプの馬が、「それじゃ、ダートでも試してみようか」という発想に繋がりやすい。これが、ダート経験馬の正体と言えるでしょう。
すなわち、近走でダートの競馬を経験している馬が馬券になりやすいということから分かる、新装中京芝1200mのポイントは、「ダートもこなせる馬力タイプが走りやすいコース」ということと、「ダートを使ってみたくなるような前向き、切れ不足の馬が台頭しやすいコース」ということになります。

3.脚質と枠順の問題

120304 古馬1000万下
1着 1枠1番 5-5 
2着 8枠18番 8-8
120310 古馬500万下
1着 7枠13番 4-5
2着 7枠15番 12-11
120311 3歳未勝利
1着 6枠12番 16-16
2着 8枠17番 4-4
120317 古馬500万下
1着 3枠6番 16-17
2着 8枠16番 4-4
120318 3歳未勝利
1着 4枠8番 3-3
2着 8枠17番 16-16
120318 3歳500万下
1着 6枠12番 6-7
2着 7枠13番 9-9

先週までに行われた1200m戦における、連対馬の枠順と位置取りが上記表です。
極めて顕著に出ている傾向が、

予想はユーザー登録のあと!!

境和樹の馬券ネオメソッドとは?

『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

友だち追加

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧