【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
京都11R 秋華賞(G1)(芝2000m)
京都で行われる秋華賞は、テンの3Fから速い
前傾戦がデフォルト。
近2年、阪神で行われた秋華賞は、一昨年が61.2-60.0秒、昨年が59.7-58.9秒とともに後傾ラップになりましたが、コース形態が異なる京都では、過去5年で3回が超の付く前傾戦。
京都で行われた過去10年まで範囲を広げても、後傾戦になった例は3回しかありません。前半3Fも33秒台に突入した年もあるほどで、基本的には34秒台中盤から前半。
13年のメイショウマンボや15年2着のクイーンズリングなど、フィリーズレビュー勝ち馬の好走があるのも、1400m的な前傾ラップへの対応力が問われるからに他なりません。
まずは想定される
前傾ラップに対する経験値を重視。
続いて、血統的には
欧州血統に注目。前傾ラップから消耗戦になることで、欧州的な底力が活きるという構図です。
最後に京都で行われた20年、三冠馬誕生の陰で10人気2着と高配当の片棒を担いだマジックキャッスルは、母母父にサドラーズウェルズの全弟フェアリーキングを内包。ちなみに、当時は私もマジックキャッスルを本命にしていましたが、この馬はクイーンC2着時に半マイル45.7-48.3秒という超前傾戦を経験していました。
19年に4人気で勝ったクロノジェネシスは、父が凱旋門賞馬のバゴで、同年10人気3着シゲルピンクダイヤは母父がサドラーズウェルズ系ハイシャパラル。
アーモンドアイが勝った18年の2着馬ミッキーチャームは、母父がハービンジャーや凱旋門賞馬レイルリンクの父であるダンシリ。同年3着カンタービレは、母父にサドラーズウェルズ系ガリレオを保持していました。
高確率で⑥リバティアイランドの三冠達成が濃厚な今年の秋華賞。馬券的な焦点は2、3着争いということになりそうですが、その対象として前傾戦で好走経験のある欧州血統保持・内包馬をピックアップしておきます。
⑭コンクシェル(母父ガリレオ)
⑮ヒップホップソウル(母父ファルブラヴ)
⑰ソレイユヴィータ(母父カーネギー)
今年は
⑮ヒップホップソウル。
母父にサドラーズウェルズ一族(全弟のフェアリーキングの系統)のファルブラヴを保持。紫苑Sにおいて、今回想定されるラップイメージに近い前後半5F58.1-59.9秒の前傾戦を2着と好走しています。
その紫苑Sは、勝ち馬の強烈な決め手がフィーチャーされていますが、前受けして唯一粘ったこの馬の価値は相当高く、中身の濃さは勝ち馬以上だったと判断すべきです。
前走と同じ形で粘り込みを狙い、リバティアイランドに差されても2着を死守するイメージ。あわよくば……の期待も多少は持って買っておきたいと思います。
京都9R3歳上2勝クラス(ダ1800m)
◎
⑪カネトシブルーム
新装直後の前開催も【3-3-1-7/14】勝率21.4%、連対率42.9%、複勝率50.0%。今開催も活躍が期待される京都ダ1800mのシニスターミニスター。
ここは該当馬
⑪カネトシブルームを狙いたい一戦。
4走前、初めてダ1800mに矛先を向けた際の内容が秀逸。当時の阪神は馬場差+0.5秒と時計が掛かる設定だったところ、1.53.3秒と水準以上の時計で後続に10馬身差圧勝。相手に恵まれたとはいえ、中距離に適性があることを証明しました。
2走前の阪神戦も、結果は5着も先行して見せ場十分の内容。大敗はいずれも中京で、デビュー勝ちはあるものの今は左回りがサッパリだと判断できます。
今回は右回りの京都。揉まれず運べる外枠引きに、3キロ減起用で斤量の恩恵も。シニスターミニスターのコース適性も加味すれば、大駆けがあっても驚けないという結論に辿り着きます。
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