うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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【日曜】阪神11Ｒ　神戸新聞杯(G2)(芝2400ｍ)

先週行われたローズSは、1.43.0秒の日本レコードで決着。

阪神芝外回りの1800mは、道中で平坦性の強い(上下動が少ない)ラップ推移になったとき、異常に高速化することがあって、ローズSはその典型例とも言えるでしょう。

もっとも、先週の阪神芝は総じて時計が速かったこともまた事実。私が計算した限り、馬場差は土曜日が-1.6秒、日曜日が-1.5秒、月曜日が-1.6秒。超が付く高速馬場です。

今週末は、天気も良好な様子。この神戸新聞杯を含めて、今週末も高速決着へに対応力が問われることになりそうです。

そこで、神戸新聞杯も高速決着に強い血統が狙い目。

⑬ハーツコンチェルトは、母父アンブライドルズソングがポイント。

母父アンブライドルズソングは、コントレイル、スワーヴリチャードやジャックドールといったG1馬を輩出しているように、日本の芝コースに対する高い適性が証明されているとともに、時計の速い馬場に強いという点が最大の特徴。

開幕週から高速化が目立つ今開催の阪神芝でも、開幕週の2000mでアレグロモデラートが5人気1着。そして、先週は神戸新聞杯と同じ芝2400mを、バロッサヴァレーが3人気で勝利しています。

また、そのバロッサヴァレーを含めて、21年以降の阪神芝2400mにおける母父アンブライドルズソングの成績は【3-2-1-3/9】勝率33.3％、連対率55.6％、複勝率66.7％。サンプルが少ないため率は参考程度ですが、極めて高い適性が実証されています。

⑬ハーツコンチェルトは、青葉賞2着、ダービー3着が示す通り、世代屈指の能力を持っていることは証明済み。春は左回り専用機のイメージが強かった馬だけに、ひと夏越してどう成長してくるかにも注目。まずは無事に始動戦をクリアしてもらいたいところです。




阪神9R
3歳上1勝クラス(ダ1200m)
◎⑤モカラエース

⑤モカラエースの距離短縮が狙い目。

この馬の母オアシスクイーンといえば、ダ1000mで新馬勝ちした後、しばらく雌伏の期間があったものの、3歳夏に激変！ ダ1200m以下で3連勝を収めてそのまま引退したという経緯のある馬でした(契機となった夏の小倉戦では、直前の稽古で物凄い時計を出して一変をアピール、そのまま結果に直結したのはインパクトがありました)。

そんなバックボーンを持った⑤モカラエースも、ここからひと皮剥けて躍進する可能性大。そのキッカケになりそうなのが、自身初となる1200m参戦の今回ではないでしょうか。

前走は勝ち馬以外が相当低調な組み合わせで、レース評価自体はお世辞にも高くありません。しかし、その内容を見る限り、1200mでもスピード負けすることはないであろうポテンシャルの片鱗は見えました。前走のレースレベルが評価を下げる要因になるようなら、むしろ好都合と言えます。

母譲りのスプリント性能が開花する瞬間を、馬券で仕留めたいところです。

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