うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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中山11R オールカマー(G2)(芝2200m)


オールカマーといえば、ステイゴールドの血が強いことで知られるレース。そのステイゴールドの好相性という点は、オールカマーの性格を示唆するもの。すなわち、和風長距離血統が強いという点です。



参考までに、同じ中山芝2200を舞台に行われる重賞についても検証してみます。



先週行われたセントライト記念を勝ったレーベンスティールは、母母父にリアルシャダイを内包。リアルシャダイといえば、かつて菊花賞＆天皇賞・春の御用達血統として知られたスタミナ血統です。

その他、ステイゴールドとの配合で活躍馬を多く出しているメジロマックイーンや、ダンスインザダークといった菊花賞や天皇賞・春で一世を風靡した血統が名を連ねています。

このレースも、菊花賞や天皇賞・春に強い(強かった)和風スタミナ血統に狙いを定めます。

④マテンロウレオ
(母父ブライアンズタイム)

⑦ガイアフォース
(母母父ダンスインザダーク)

⑦ガイアフォースは、母母父にダンスインザダークを内包して今回のテーマをクリアする存在。

既に当地で重賞セントライト記念を制しており、コース適性は証明済み。

昨夏の小倉で1.56.8秒のレコード勝ちという経験がある馬で、今の時計の速い馬場に対する適性も見逃せません。





阪神12R
3歳上2勝クラス(ダ1200m)
◎③タマモダイジョッキ

ようやくダートに矛先を向けてきた③タマモダイジョッキ。

この馬に関しては、そのレース振りにダート＞芝のキャラクターが色濃く表れています。

まずは今年2/25の阪神芝1400m戦。道中引っ張りに引っ張って脚を溜めたにも関わらず、そこからの伸びが平凡で0.7秒差の6着。このレース振りを見た時点で、「ああ、これはダートだわ」と思ったものです。

もうひとつは、2走前の千種川特別。ハイペースから差し馬向きの流れになった中、確かに先行馬最先着は果たしているのですが、強い2着というより完全に切れ負けした格好でした。

総合力が高いので、芝でもソコソコやれていますが、勝ち切るには明白に決め手が足りない現状。そこにヘニーヒューズ産駒という血統面を考えれば、ダート替わりのここが約束の地である公算大。大きく変わるはずです。


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