うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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函館11R 函館2歳S(G3)(芝1200ｍ)


完成度の高さが問われる函館2歳S。

好走馬のその後を見ても、劇的な活躍をする馬は少なく、将来性よりもここ一発勝負になりそうな馬を選ぶのが得策です。

完成度の高さといえば、やはり注目は米国ダート血統。



昨年、8人気で3着したオマツリオトコは父ヴィットリオドーロ。サドラーズウェルズ系メダグリアドーロの血を引く血統ですが、自身は現役時代にダートで活躍しており、メダグリアドーロも米国産で米国のダートG1を3勝している馬でした。

21年に10人気3着と穴を開けたグランデは、父がストームキャット系ディスクリートキャット。18年2人気1着アスターペガサス、16年2人気1着レヴァンテライオンは、いずれも米国産のマル外でした。

このレースで求められる完成度の高さを導く米国ダート血統に注目。

④タヤスロンドン
(父シャンハイボビー)

⑤ナスティウェザー
(父パイロ)

⑦クールベイビー
(母父ケイムホーム)

⑬ベルパッション
(父ダノンレジェンド)

⑮ゼルトザーム
(父ヘニーヒューズ)

⑬ベルパッションの父ダノンレジェンドは、現役時代は日本のダート戦線で活躍した馬ですが、米国ダートG1を2勝したマッチョウノの血を引く米国産馬。

多少スタートが遅い点は気になるものの、追走の格好は良く、12.2-11.7-11.6秒の加速ラップをキッチリ差し切った伸び脚はインパクトがありました。重賞のここでも十分通用する存在です。




中京12R
3歳上1勝クラス(ダ1200m)
◎⑦シグルドリーヴァ

⑦シグルドリーヴァは、ダート短距離戦線の名バイプレイヤーだったマイユクールの仔。この母系はラインガルーダ、タイセイサムソンといった馬たちもいる優秀な系統です。

この母系を含み、母父バゴは中京ダ1200m成績で【1-3-2-5/11】連対率36.4％、複勝率54.5％。単回率284％、複回率178％と馬券的に見逃せない成果を挙げています。昨秋には、先述ラインガルーダが9人気1着と大穴を開けています。

今回が出戻り緒戦となる⑦シグルドリーヴァ。以前の在籍時にはダ1200mで2、2、3着と勝ち上がり直前まで行っていた馬。この中間の稽古でも良い時計を毎週出しており仕上がりも良さそう。狙うなら一発目のここでしょう。




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