【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
小倉11R 北九州記念(GⅢ)(芝1200m)
北九州記念といえば、まず真っ先に探したいのが
サクラバクシンオー一族。
昨年こそ不発に終わりましたが、一昨年は7人気3着ラブカンプーがサクラバクシンオーの後継機ショウナンカンプ産駒。また、その3着からわずか0.1秒差の4着に入線した14人気グレイトチャーターも、父サクラバクシンオー。馬券にはなりませんでしたが、見せ場たっぷりの内容に改めてこの血統のレース適性が垣間見えました。
17年、二桁14人気2着のナリタスターワンがショウナンカンプ産駒。16年に8人気で勝ったバクシンテイオーが父サクラバクシンオーで、この年は2着ベルカントも同じサクラバクシンオー産駒でワンツー決着。
もう少し遡れば、12年8人気1着スギノエンデバー、09年8人気1着サンダルフォンもサクラバクシンオー産駒と、長きに渡り北九州記念の支配血統の座を確固たるものとしているサクラバクシンオー一族。
平坦小回りのローカル芝1200、しかもオール野芝という条件で、サクラバクシンオーのスピード性能が如何なく発揮されるという構図です。
そのサクラバクシンオーを追随する存在として注目が
ボールドルーラー系。13人気2着メイショウイザヨイなど2頭が馬券になっているオレハマッテルゼのような同系統内包血統が主で、二桁人気を引っ張っり上げた実績もあります。
サクラバクシンオー一族とボールドルーラー系保持・内包馬に注目して候補馬をピックアップ。
②ゴールドクイーン(父シニスターミニスター)
⑥クライムメジャー(母母父オールウェイズランラッキー)
⑧ラブカンプー(父ショウナンカンプ)
⑧ラブカンプーは、サクラバクシンオーの後継機ショウナンカンプ産駒。
昨年は惨敗に終わりましたが、当時はシンガリ負けを繰り返していたように馬自体が深刻な不振に陥っていました。
しかし、ブリンカー装着の3走前から徐々に以前の行きっぷりを取り戻し、2走前には重賞CBC賞を制覇。
前走は一気の斤量5キロ増、しかも牝馬にとっては酷量の56キロと条件が明らかに良くなかった。しかも、千直では致命的ともいえる内枠引きで序盤に脚を使い過ぎた印象も。
今回は54キロとまともな斤量に戻ります。あとはサクラバクシンオーの血が押し上げてくれることに期待。最強の食い下がりで3着した一昨年の再現、それ以上を狙います。
札幌7R3歳上1勝クラス(ダ1700m)
◎
②ヒルノアマランテ
今年も、7人気2着シベリウス、8人気3着タイトロープウィンに4人気2着プリンサンと、該当馬が3頭馬券になっている札幌ダ1700の母父ジャイアンツコーズウェイ。
18年以降、先週終了時点で該当馬の成績は【2-3-2-5/12】勝率16.7%、連対率41.7%、複勝率58.3%。単回率147%、複回率225%と穴馬の激走にも期待できます。
自身は欧州芝GⅠ6勝を誇る芝馬ながら、日本ではストームキャット系の本質が表に出る格好でダートの穴種牡馬としての地位を確立しているジャイアンツコーズウェイ。
この札幌ダ1700のほかにも、阪神ダ1400などでも特注血統として挙げられるので、ダート戦では見つけたら忘れずチェックがおススメです。
その母父ジャイアンツコーズウェイに該当する
②ヒルノアマランテ。
昨暮以来の実戦で、しかも出戻り緒戦。普通は様子見が妥当ですが、血統的には好条件。世間的に半信半疑の今回が馬券的には狙い目と見ています。
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