うまスクエア

［2023年5月6日］

【NHKマイルC】誤解と錯覚で買ってみたら…

前川清さんの恋唄は「ほんの短い夢でも とても幸せだった」という歌詞で始まる。この歌に因んだコイウタという馬がいて、NHKマイルの勝馬だと思っていたが、実際は次週のヴィクトリアMの勝馬だったのだ。

前走のレースがよかったので、このコイウタの複勝10000円買ったところ、人気薄ながら勝ってしまった。記憶では16倍ぐらいになり、1週間はホクホク顔でいられた。でも、人間の記憶など曖昧なもので、私は日ごろから「人生は誤解と錯覚で満ち満ちている」と思っている。馬券の成績をみれば、まさしくそうであるから、いっそのこと「誤解と錯覚」で買ったらどうかと思う。でも、毎回のことながら、「今度の馬券は正解だ」と信じてしまうのはどうしたものだろう。

いつもデータにもとづいて正解を出そうとしている攻撃機関銃のヤマさん。トライアルを制した⑥エエヤンでええやんとか。中山1600mで3連勝、一戦ごとに時計を詰めている潜在能力は無視できない。相手本線は、③ウンブライル、⑤シングザットソング、⑩オオバンブルマイの3頭厚目で、馬連・3連複・3連単で狙うという。ギャンブル狂師ミノ先生は、唯一のG1勝馬⑬ドルチェモアの実力がものをいうとか。前走大敗で人気をさげているせいか、馬連総流しでも大半は万馬券になるらしい。穴党専科のマスターは、軽重量馬が馬券にからみやすいとかで、前走426kgの⑩オオバンブルマイか、412㎏の⑰ミシシッピテソーロか迷うところだが、最低人気に近い⑰に注目して、ワイドで勝負するという。

ところで、どうせ「人生は誤解と錯覚で満ち満ちている」と思うなら、5月7日の第28回NHKマイルCだから、数霊に頼って、⑤－⑦か②－⑧かのどちらかにしよう。マイル戦の持ちタイムのいいのに期待して、⑤シングザットソングと⑦オールパルフェを狙ってみる。古代の哲学者ピタゴラスは、「世界の秩序は数で成り立っている」と語っているから、案外かもね。


【NHKマイルC】
⑤－⑦　ワイド1点で勝負する
⑤－⑦　2頭軸 3連複総流し15点で遊ぶ


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