元教官・蓑田早人の蓑田塾
マイルのG3ならば結果が欲しい
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こんばんは。蓑田です。
今週の重賞では東京新聞杯の方が気になっている。私は横山武史騎手が乗るナミュールと、横山典弘騎手が乗るマテンロウオリオンから買ってみようと思っているんだ。
ナミュールは実績通り、マイルのG3ならば結果を出さないといけない立場。マテンロウオリオンは前走が参考外と言えるレースだったからね。どちらも調教の動きは良く見えたし、親子ワンツーがあってもおかしくないだろう。
東京新聞杯には横山和生騎手もプリンスリターンで参戦するが、ちょっとこの馬は休みが長すぎるし、横山一家でのワンツースリーまでは厳しいんじゃないかな。
それより、和生はウシュバテソーロを勝たせた川崎記念が見事だった。
松山のテーオーケインズと和生のウシュバテソーロ。内外の差が2頭の結果を分けたことになったけど、ウシュバテソーロは2周目3コーナー手前から虎視眈々と内を狙っていたのが良かった。
前にいたテーオーケインズをマークする形でもあったが、テーオーケインズが4コーナーで外を選択した隙を見逃さなかった。
それに、交流重賞だと勝負どころで余力がある馬が少ないので、内を突いても閉じ込められたり進路が塞がったりするリスクが少ない。地方のダートは内も空くからね。
松山もレース後の談話で自身の選択ミスを悔いていたようだが、それが分かっているなら今後は心配いらないと思うし、とにかく今回は和生の立ち回りが完璧だった。テーオーケインズとウシュバテソーロの差は鞍上の差だったね。
武史は1月の全国リーディングだったし、東京新聞杯の
ナミュールは大チャンス。来週にはエフフォーリアも出てくるし、とにかく今年もこの兄弟の活躍が楽しみだよ。
日曜の騎乗一覧と評価
レース | 条件 | 馬名 | 評価 |
東京1R | ダ1400m | ダークンストーミー | A |
東京3R | ダ1600m | サラマックイーン | B |
東京4R | ダ1600m | タマモタップダンス | A |
東京5R | 芝1600m | アフターグロウ | B |
東京6R | 芝1600m | マルメラーダ | B |
東京7R | ダ1300m | サンダビューク | B |
東京10R | ダ1400m | ゴダイリキ | B |
東京11R | 芝1600m | ナミュール | A |
東京12R | ダ1300m | メイショウフンケイ | A |
土曜日は小倉1Rで武豊騎手が4400勝を達成。続く2Rでは最後の小倉騎乗となる福永祐一騎手が勝利を挙げた。現地観戦していたファンも多かったようで、重賞も何もない土曜日の小倉とは思えない盛り上がりだったようだね。
この二人は日曜日は東京新聞杯に騎乗する。福永は最後の重賞勝利がどこになるかも注目の的だ。
先週の重賞は根岸Sを田中博康厩舎、シルクロードSを長谷川浩大厩舎が勝利。競馬学校の教え子が調教師として東西の重賞を勝つとは、なかなか感慨深いものがあるね。
レモンポップはフェブラリーS、ナムラクレアは高松宮記念で主役の1頭になるだろう。去年は教え子たちの初G1勝利を多く見届けることができたけど、今度は教え子たちの調教師としてのG1勝利が見られるかもしれないね。
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