元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

元教官・蓑田早人の蓑田塾

もっと上へ、もっと凄いジョッキーになれる!

こんばんは。蓑田です。

先週取り上げた横山和生騎手が根岸Sを勝利。日曜日はその前にも1つ勝っていて、根岸SはJRA通算502勝目だった。

ロードフォンスを勝たせた根岸Sは自身としては完璧な競馬だったと思うけど、ここは他の人気馬が不思議なくらい走らなかったね。

それは京都のシルクロードSも同じで、結果的に東西重賞はどちらも大波乱に. これも、各馬とも万全の状態とは限らないこの時期の重賞の難しさなのかもしれないね。

今週の重賞は東京新聞杯ときさらぎ賞。まず、東京新聞杯の方は先週のような波乱もありそうだ。そもそも中心はコレと言えるような立場の馬が出ていないからね。

順当にいくならウォーターリヒト、マジックサンズ、ブエナオンダ、エルトンバローズといった順番になりそうだけど、ここは穴で面白そうなのが1頭いるんだよ。

それがミッキーゴージャス。狙った訳ではないが先週のロードフォンスと同じ安田翔伍厩舎で、今度は親父(横山典弘騎手)の出番だね。

親父の方も先週の競馬でJRA通算2999勝まで到達し、今週の競馬は最初からリーチが掛かった状態。先週の和生は土曜日の午前中にアッサリ決めたけど、今度は重賞でメモリアル、ということもあり得るだろうか。

きさらぎ賞は少頭数で上位陣もシッカリしているので、高配当狙いというよりクラシック路線に向けての力関係をしっかり見ておきたいレースになるだろうね。

人気を落とすなら面白いと思っているのがショウナンガルフ。速い時計になった時に対応できるかの懸念はあるが、前走のホープフルSは参考外として重賞勝ちの実力を見直したい。


元教官・蓑田が厳選!日曜一番【岩田望来】

先週は土曜3勝、日曜6勝、合わせて9勝の固め打ちでリーディングトップに立った岩田望来騎手。

先週取り上げた横山和生騎手と同じく親子で現役の2世騎手だが、望来もすっかりトップジョッキーという立場。今だけと言わず、今年は最後までリーディングの頂点を争ってもらいたい。

私の印象だと、親子でも岩田康誠騎手と岩田望来騎手の乗り方は結構違うよね。

父は世間的なイメージとしても、ガツガツ行くし、自分で馬を動かして道を開こうとするし、それが時には無理をしている、ラフプレーだと捉えられることもある。

それと比べると望来はどちらかというと無理をしない方の乗り方。この前に取り上げた松山弘平騎手や横山和生騎手に近い方で、安定感重視で父とは全然違う。

望来はそれで今の成績を残しているのだから悪いところはないんだが、私としては、今の乗り方に“父の乗り方の良いところ”をプラスできれば、もっと上へ、もっと凄いジョッキーになれるんじゃないかと期待しているんだよ。

今年は海外遠征などがないのなら100勝は余裕で達成してもらいたいし、重賞、G1の勝利も増やして若手のホープから日本競馬の中心を担えるくらいに成長してもらいたい。

全体のレベルが高い35期生の中でも頭一つ抜け出した感じのある岩田望来騎手。東京新聞杯は父と横並びの1枠でラヴァンダに騎乗するが、これも侮れないところだね。

日曜の騎乗一覧と評価

R 条件 馬名 評価
東京2R ダ2100m リーピングサイン B
東京3R ダ1600m ティルベリー A
東京4R ダ1600m ゴールドプレイヤー A
東京7R 芝1800m ブルーベリーフィズ B
東京8R ダ1300m セントラルヴァレー B
東京9R 芝2400m ダノンセフィーロ B
東京11R 芝1600m ラヴァンダ B
東京12R ダ1300m キミハスコール A

※評価はA〜Cの3段階

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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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