元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

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春には大輪を咲かせる「未来の主役」は一体どの馬だ?

明けましておめでとうございます。蓑田です。今年もよろしくお願いします。

2026年最初の回ということで、まずは有馬記念の話を少ししておこう。

勝ったのはミュージアムマイル。これはもう世代のレベルということなのだろうね。天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念と3歳馬がこれだけ上位に走るのは滅多にない。

中山金杯もこの世代の皐月賞、ダービーに出走していたカラマティアノスが上の世代を破って勝利したからね。明け4歳となったこの世代はこれからますます目を離せない。

一方、意外な展開になったのが先行争い。ミステリーウェイが逃げる形になり、メイショウタバルは思った以上に序盤でポジションを取れず、以前の悪いところが出てしまったようなチグハグな動きになってしまった。

そのため途中でマクられる形になったミステリーウェイも苦しくなり、メイショウタバルとともに共倒れかと思われたが、何とこの展開を利したのが横山武史騎手とコスモキュランダだった。

武史は直線入り口で「やった」と思ったんじゃないかな。結果的には抜け出すのが早かったかもしれず、勝てたかもしれないと悔やんでいるかもしれないが、人気を考えれば大健闘。

今回はブリンカーを着けて最初から2番手で運んでいたが、弥生賞ではマクりで勝ち、皐月賞では正攻法の差しで2着。中山は得意だし、自在性があって地力も備えている。見事な復活だった。


元教官・蓑田が厳選!日曜一番【松岡正海】

今週は3日間開催で、日曜日にフェアリーS、月曜日にシンザン記念と3歳重賞が行われる。どちらも難しそうだけど、その分だけ大きな配当への期待は感じられる。

まずはフェアリーS。ここは穴馬としてビッグカレンルーフに注目している。

道営からの転入ということで侮られそうだけど、この馬は芝のすずらん賞で中央馬に勝った実績があるからね。

今回から美浦の堀内岳志厩舎に転厩しているが、厩舎の人間も「OPを勝つだけのモノはある」と高評価で、追い切りに乗っている松岡正海騎手も好感触だったそうだ。

松岡は2024年、2025年と続けて重賞勝ちがなく、勝利数も下降気味だが、まだまだ老け込むような年じゃないからね。中山は得意としているし、今年はさっそくこのレースで良いところを見せて欲しい。

ビッグカレンルーフに加えてギリーズボールとサンアントワーヌ。この3頭が中心になると思っている。ただ、ほとんど1勝馬同士でのレースで牝馬限定戦だけに、人気薄の馬まで相手は広めに考えたいかな。

シンザン記念はアルトラムス、モノポリオ、バルセシートが少し抜けた立場だと思うけど、牝馬のディアダイヤモンドも気になるところ。

ここはどの馬が勝つにせよ、想像以上のパフォーマンスを発揮して春の主役に名乗りを上げるようなレースを期待したいね。

過去にシンザン記念から歴史的名馬に上り詰めたような馬たちも、この時点ではそれほど人気がなかったり、本当の力が表に出ていなかったりしたからね。

日曜の騎乗一覧と評価

R 条件 馬名 評価
中山11R 芝1600m ビッグカレンルーフ
中山12R ダ1200m メラーキ

※評価はA〜Cの3段階

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■フェアリーS・データが導き出す好走馬

3つの好走ポイント

1.実績がなくても問題なし
2.前走1600m組が中心
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【好走注目馬】

ギリーズボール
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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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