元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

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腕が問われる枠からどんなパフォーマンスを引き出すか!?

こんばんは。蓑田です。

先週は東京と阪神が春開催の最終週。府中牝馬Sはセキトバイーストと浜中俊騎手が、しらさぎSはエルトンバローズと松若風馬騎手が勝利した。

セキトバイーストと浜中はこのレース連覇。松若は昨年のサマージョッキーシリーズを優勝。この季節が良いのかもしれないね。浜中はこれで5年続けて6月の重賞を勝っているそうだ。

今週からは福島と小倉に開催が替わり、既に始まっている函館も合わせてすっかり夏競馬という雰囲気になってくるね。

夏の福島の開幕を飾る重賞はラジオNIKKEI賞。ここはサノノグレーターとローベルクランツの2頭が良いんじゃないかと考えている。

どちらも春のG1以来でハンデは重めという、実績がある方の馬になる。今年のメンバーを見渡すと、多少のハンデ差があっても春の重賞、G1で頑張ってきた馬が優勢なんじゃないかな。

サノノグレーターに騎乗するのは福島の開幕に合わせて戦線復帰した田辺裕信騎手。こちらは2023年から2025年まで3年続けて福島で重賞を勝っている。


元教官・蓑田が厳選!日曜一番【岩田望来】

函館記念の方はデビットバローズ、マジックサンズ、ジュタ、エコロディノス、ケイアイセナ。この5頭を中心と見ながら組み合わせを考えていこうと思っている。

この中でデビットバローズに騎乗するのが岩田望来騎手。今週の土日がデビューして初めての函館での騎乗のようだけど、土曜日はさっそく2勝を挙げる活躍だった。

これで今年は73勝。全国リーディングではルメール騎手に続く2位に付けている。113勝を挙げた2023年以来の年間100勝はもちろん、その年のリーディング4位を上回る自己最高順位も狙える位置にいる。

しかも、今年のルメール騎手は今週から2か月ほど日本を離れるみたいだからね。もうリーディングにこだわりはないのかもしれない。となると、この2か月間で望来が逆転してそのまま……という可能性だってある。

今年は自己最高のペースで勝っている理由としては、これまで以上にソツ無く乗れるようになった点が挙げられるんじゃないかな。

出遅れたり、不利を受けやすい位置に入ってしまったり、序盤に上手くいかなかったからと道中で無理に動いたりという、ジョッキー側のミスがますます減ってきたという印象がある。

騎乗の失敗がなければ馬の力をそのまま発揮させてあげられる可能性が高まるし、今の望来の騎乗馬のレベルであれば、勝ち星が伸びていくのは当然だね。

函館記念のデビットバローズも単純な能力なら明らかに上位という1頭。大外枠というところでは腕が問われるが、その能力をしっかり引き出してあげられればチャンスは十分だと思うよ。

日曜の騎乗一覧と評価

R 条件 馬名 評価
函館1R 芝1200m パンジャケリー
函館4R 芝2600m ジングアップ
函館6R 芝2000m ロッサコメータ
函館7R ダ1700m アリストクラシア
函館8R 芝1200m マイケルバローズ
函館9R 芝1800m カムアップローゼス
函館10R ダ1700m プリンセッサ
函館11R 芝2000m デビットバローズ
函館12R 芝1200m キープサインオン

※評価はA〜Cの3段階

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直近10年 函館記念 人気薄激走連対馬

25年ヴェローチェエラ 10番人気 1着
22年ハヤヤッコ 7番人気 1着
21年アイスバブル 14番人気 2着
20年アドマイヤジャスタ 15番人気 1着
20年ドゥオーモ 13番人気 2着
19年マイネルファンロン 9番人気 2着
18年サクラアンプルール 7番人気 2着
17年タマモベストプレイ 14番人気 2着
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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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