元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

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一番悔しかったレースでリベンジを!

こんばんは。蓑田です。

今年の秋も、スプリンターズSからG1シリーズが始まる。

また、今年から地方を含めたダート路線が整備されていて、10月2日にはジャパンダートクラシックが行われるし、来週末はJRAのG1はないがシンエンペラーが出走する凱旋門賞がある。

今年はもう今週末から、絶え間なくG1が続くという感じだね。

特に、坂井瑠星騎手はスプリンターズSではマッドクール、ジャパンダートクラシックではフォーエバーヤング、そして凱旋門賞でシンエンペラー。今週は日本テレビ盃も勝った。

今年の色々な場面での活躍は本当に凄いし、若手のホープとして競馬界全体を盛り上げてくれそうな立場。この間、たまたま深夜の競馬バラエティ番組を見ていたら瑠星がゲストで出ていたよ(笑)

さて、その瑠星が先週の神戸新聞杯で騎乗していたオールセインツは4着で権利にあと一歩届かず。結果的に菊花賞トライアルは東西ともにダービー組が上位を占める結果となった。

春の実績馬強しとなれば、やはりダノンデサイルやジャスティンミラノの復帰戦には注目したいところ。10月には秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋とG1が続くが、そろそろ勢力図を考えていきたいね。



元教官・蓑田が厳選!
日曜一番【坂井瑠星】

今回は秋競馬最初のG1ということで、しっかりスプリンターズSを取り上げていきたい。

中心と見ている、勝ち馬はこの中から出るだろうと考えているのは3頭。マッドクール、サトノレーヴ、ナムラクレアだ。

マッドクールは香港で結果が出なかったり、CBC賞を熱中症で大敗したことがあったりして戦績にはムラがあるようにも見えるが、国内でまともな状態で走った時には常に強い競馬をしている。

鞍上は瑠星。昨年のスプリンターズSのハナ差2着を「去年一番悔しかったレース」と話していたそうで、気合も入っているんじゃないかな。

サトノレーヴは他の有力候補たちと同じ5歳馬だが、この馬だけが今年に入って頭角を現してきた、遅れてきた大物という感じだ。

何度も長期休養があり、ママコチャやマッドクール、ナムラクレア、ウインマーベルら同世代がG1で戦っている間も条件クラスに甘んじていたが、ここにきて底を見せずに一気にG1まで上がってきた。この勢いも含めて魅力は大きい。

ナムラクレアは浜中俊騎手の騎乗停止により横山武史騎手が騎乗する。

今年の春は全てのG1で勝利ジョッキーが違ったということが話題になったが、この流れが秋も続くとしたら、春にG1を勝てなかった有力騎手の一人が武史ということになる。

前走の負け方には不安も感じたが、本来の力を出し切ったようには見えなかったし、叩き台と割り切ればあれで良かったのかもしれない。浜中とのコンビで悲願のG1という場面も見たかったが、乗り替わりが新たな面を引き出す契機になるかもしれないよ。

あとはトウシンマカオ、ウインマーベル、ママコチャ、エイシンスポッター。人気薄のエイシンスポッターも含めて、ここまで挙げた馬は意識していた訳ではないが全て5歳世代なんだね。

日曜の騎乗一覧と評価

レース条件馬名評価
中山3R芝1200mカンシンA
中山5R芝2000mタールベルクA
中山7R芝2200mアレナリアB
中山10R芝1800mガールズレジェンドB
中山11R芝1200mマッドクールA
中山12Rダ1200mタマモダイジョッキB



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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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