うまスクエア

元教官・蓑田早人の蓑田塾

混戦の中で流れが来ている!?

こんばんは。蓑田です。

今週は夏競馬最大のレース、札幌記念が行われる。

今年も良いメンバーが揃ったし、同じサマー2000シリーズでも他とは文字通り格が違う。G1に昇格させる話が進んでも驚けないレースだよね。

本命はやはりプログノーシス。去年の勝ちっぷりといい、今年前半の実績といい、このメンバーの中でも1頭抜けている印象がある。

毎回後ろからになる馬なので取りこぼしも多いが、それでもG2に限れば3連勝中。川田将雅騎手もこの馬のことはよく分かっているし、秋に目指すG1制覇のためにも今回は負けられないだろう。

シャフリヤールは去年の札幌記念で大敗しているが、悪い馬場を気にしていたのと、レース後の検査でノドの疾患が見つかったという話があったはず。

その後のレースを見るとノドや体調は大丈夫そうだし、今年の札幌はまだまだ馬場がいい。こちらも去年の汚名返上が見込める態勢じゃないかな。

3番手に取り上げたいのがジオグリフ。この馬の強みは立ち回りの上手さ、騎手からすれば競馬がしやすいというところだろう。

人気のプログノーシスが豪快な、というか大味な競馬をしそうなのに比べて、ジオグリフは好位で立ち回れて展開面の注文も付かない。横山武史騎手が内枠やCコース替わりの良い馬場を活かして乗れたら一発があるかもしれないね。

あとはゴール前で混戦になるような展開ならボッケリーニのしぶとさ。去年2着だったトップナイフも田辺裕信騎手とは手が合いそうな印象があるね。

ノースブリッジは前走でプログノーシスと僅差だったことが評価されているが、個人的には少し厳しいんじゃないかと思っている。こういうメンバーなので多少は割り切って上げ下げをしておきたい。



元教官・蓑田が厳選！
日曜一番【国分優作】

CBC賞はピューロマジックが回避して、アグリの一強という雰囲気になった。

ただ、その分だけ色々な馬にチャンスが生まれたとも言える。アグリにしても転厩初戦の休み明けで、次のG1を見据えた仕上げのはず。上位は揺るがないが確勝とまでは言えない。

キタノエクスプレスは国分優作騎手とのコンビで勝ち上がってきた馬。前日段階で1番人気になっているのは驚いたが、それだけ混戦ということなのだろう。

今年の夏は国分恭介騎手がモズメイメイとのコンビで北九州記念3着からアイビスサマーダッシュ勝ち。2年ぶりの重賞勝利を挙げている。

これに負けず優作の方も続きたいところだが、この二人、2022年にも2月に恭介がアフリカンゴールドで京都記念を勝って、11月に優作がユニコーンライオンで福島記念を勝っている。同じように今年も恭介から優作という流れで重賞勝利があるかもしれないね。

他だとスズハロームやジャスティンスカイ、バースクライ、カンチェンジュンガといったところ。そして、初めての1200m戦になるサウンドビバーチェも実績は上位。永島が乗るし侮れないところはあるよ。

日曜の騎乗一覧と評価

レース	条件	馬名	評価
中京4R	ダ1400m	ダイジェスト	A
中京5R	芝1600m	フォビドゥンラヴ	C
中京8R	ダ1400m	ドライグ	B
中京9R	ダ1800m	ウィルフルネス	B
中京10R	芝1400m	キタノブライド	C
中京11R	芝1200m	キタノエクスプレス	A