元教官・蓑田早人の蓑田塾
歴史を変える手綱さばきに期待大!
こんばんは。蓑田です。
まずは、角田大河騎手について。
残された御家族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
JRAからの発表があったのは本日10日だったが、私のもとにも、おそらくこのコラムを読んでいる方々もそうだったように、色々なところから情報が届いていた。
こうなってしまっては、もはや起こってしまった出来事について語るべくもない。今年は騎手についての暗い話題が本当に多く、心配になる。
先週はダートの2重賞が行われたが、エルムSは横山和生騎手の上手さが印象に残ったね。前にいた人気2頭を見ながら、ゴール前で計ったような差し切り。本来ならナチュラルハイと永野猛蔵騎手がやりたいような競馬での勝利だった。
タイトルホルダーでG1を初めて勝った2022年は重賞6勝、2023年は重賞5勝、そして今年はベラジオオペラの大阪杯を含む重賞3勝。父と弟に負けず、大きい舞台で存在感を放つ騎手になってきたんじゃないかな。
元教官・蓑田が厳選!
日曜一番【西村淳也】
今週から3場開催に戻り、時間も元通りに。関屋記念と小倉記念はともに11Rとして行われる。
先週までの新潟は、やはり騎手たちにとっては合間の時間の過ごし方がそれぞれ大変だったと聞いたよ。
体重をギリギリで調整していた騎手は栄養補給のタイミングに困っていたそうだし、松山弘平騎手が日曜日の札幌に遅れてしまったのも、新潟の12Rまで乗っていたことがある意味で影響したようだからね。
さて、まずは関屋記念。サマーマイルシリーズらしい多彩なメンバーが揃ったが、私はプレサージュリフトとディスペランツァの2頭がやや抜けていると見ている。
馬券はこの2頭から組み立てるのが順当だろうが、相手候補、あわよくば1着まで期待して応援しているのがサクラトゥジュールとロジリオン。
サクラトゥジュールの佐々木大輔騎手、ロジリオンの永野猛蔵騎手はともに北海道から新潟へのスポット参戦。
佐々木は堀宣行厩舎の馬で気合が入るだろうし、永野はエルムSで重賞初勝利のチャンスを逃したばかりだからこそ、1週遅れの今回、伏兵評価のロジリオンで、というシーンがあるかもしれない。
小倉記念は少頭数の割に難しいが、中心と見ているのはシリウスコルト、コスタボニータ、ディープモンスターの3頭。
シリウスコルトに騎乗する西村淳也騎手は、今年の重賞では常に注目したいと以前から取り上げてきた。シルクロードS以来重賞勝利はないが、7月はプロキオンS2着、中京記念3着と調子を上げてきている。
3歳馬がなかなか勝たない、関東馬が一度も勝ったことがないという小倉記念だが、今年は中京開催。意外性のある西村淳也騎手とのコンビで、ジンクスを破れるかもしれないよ。
日曜の騎乗一覧と評価
レース | 条件 | 馬名 | 評価 |
中京1R | 芝1600m | ジャスタパーティー | A |
中京2R | ダ1200m | エブリモーメント | A |
中京3R | 芝2000m | ガブリエルアクア | C |
中京5R | 芝2000m | ルージュシークエル | B |
中京6R | ダ1400m | ノイヤーヘルト | A |
中京7R | 芝2000m | スカイサーベイ | A |
中京8R | ダ1800m | グーヴェルナイユ | A |
中京9R | 芝1600m | ジュントネフ | B |
中京10R | ダ1800m | フレンチギフト | A |
中京11R | 芝2000m | シリウスコルト | A |
中京12R | 芝1200m | エールレヴリー | B |
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