元教官・蓑田早人の蓑田塾
この時季ならでは!チャンスが回ってくる理由
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こんばんは。蓑田です。
今週の重賞はアイビスサマーダッシュとクイーンS。
クイーンSには3歳馬が4頭出ていて斤量利があるが、おっと思ったのが52キロのライトクオンタムに
武豊騎手が乗っていること。
結構減量したんじゃないかと思ったが、調べてみると去年も夏場は普通に52キロに乗っていたようだ。今年は斤量が1キロずつ重くなったので普段の競馬で52キロに乗る機会は減っているようだけど、今の年齢とあの体格で、無理せず52キロに乗れる体を保てているのはさすがレジェンドといったところだね。
逆に、51キロのトーセンローリエはさすがに横山和生騎手でも乗れず、吉田隼人騎手になったそうだ。軽い馬に乗れる騎手はこうやってチャンスが回ってくることがある。
ドゥーラもオークス3着馬が51キロというのは有利だろうね。斎藤新騎手にとっても一度は降ろされた馬にオークスからもう一度乗せてもらっている形で、今回は結果が欲しいところだろう。
キタウイングには江田照男騎手。江田が札幌に来るのは相当珍しいんじゃないかな?これも3歳馬だが、わざわざ来るからには色気があるのかもしれない。クイーンSの3歳馬はそれぞれ騎手絡みの見どころがあるね。
武豊騎手の重賞以外だと、7Rの
メイショウノブカは3歳牝馬で53キロ。これは去年までの規定なら52キロだったという馬だね。函館では4着2回だが、コースが替わって展開一つで上位争いがありそうだよ。
アイビスサマーダッシュは難しいが、坂井瑠星騎手が乗るスティクスには注目している。元々は藤岡康太騎手が乗る予定だったのが怪我で乗り替わりになったという形のようだけど、こういう馬なら真っすぐ走ってくるだけだし直線競馬の経験が浅くても馬の方が導いてくれそうだ。
日曜の騎乗一覧と評価
レース | 条件 | 馬名 | 評価 |
札幌1R | 芝1500m | シエロエスティーボ | B |
札幌4R | 芝2000m | スターグロウ | A |
札幌5R | 芝1800m | ドウアドバンテージ | B |
札幌7R | 芝1800m | メイショウノブカ | A |
札幌8R | 芝1200m | スピリットワールド | A |
札幌9R | 芝2600m | ジオフロント | B |
札幌10R | ダ1700m | シダー | A |
札幌11R | 芝1800m | ライトクオンタム | A |
先週行われた中京記念は松山弘平騎手のセルバーグが逃げ切り。私はあまり気にしていなかった馬だけど、3コーナーでこれは上手くやられてしまったなと思ったね。
勝因はやっぱり楽にハナに行けたこと。松山が強気に主張する一方で、他の逃げ候補だったアナゴサンやシュリ、ホウオウアマゾンなどが簡単に譲ってくれたのが大きかった。あれでペースが落ち着いた。
その中京は先週までで夏の開催が終わり、今週からは新潟と札幌の2場開催。今年も2週間小倉が休みになるので、馬を走らせる側は予定を組むとか、番組を選ぶのが大変なようだ。
土曜日の競馬で心配だったのが、新潟6Rで落馬してしまったチャクイウ・ホー騎手だ。
先週から短期免許で来日していたが、今週、特に日曜日は良い馬が揃っていて本領発揮になるんじゃないかと注目していた矢先での落馬。
結局土曜日は全て乗り替わりとなってしまい、どうやら日曜日も全て乗り替わりのようだ。せっかく香港で成績を挙げて2年続けての来日を叶えたのに心配だね。来週以降に戻ってこられるといいんだが。
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