元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

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注目の若手コンビが好配当を呼ぶ!

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こんばんは。蓑田です。

函館での活躍が続いている佐々木大輔騎手。土曜日も勝利を挙げていたが、日曜日は1Rから12Rまで、全てのレースに騎乗するそうだ。

誰とは言わないが同期や年齢の近い若手にもほとんどレースに騎乗できない立場の騎手がいる中で、これだけ騎乗機会を得られているのが素晴らしいこと。

おそらく、レースでのアピールだけでなく、普段から関係者の信頼を得られるような努力、対応をしているんだろう。函館、札幌でどこまで成績を伸ばせるか。重賞に乗る姿も見てみたいね。

それこそ日曜日の12鞍騎乗は全レースで応援馬券を買ってみようかとも考えているんだけど、中でも注目しているのは2頭。

5Rは芝1200mの新馬戦でクールベイビーに騎乗。これは勝てばそのまま函館2歳Sで騎乗するチャンスが出てくるという意味で応援したい。

12Rのシロンは一連のローカル騎乗で結果を出している関西馬とのコンビということになる。管理する小栗実厩舎は今年の3月に開業したばかりだが、3月の中京、4月の福島、5月の新潟、そして函館と、全てのローカル開催で佐々木を乗せている。

しかも、ここまでの小栗厩舎と佐々木のコンビは②⑫③止⑪③②で複勝率が57%だそうだ。馬券になったのも全て人気薄で、若手同士、これは良いコンビのようだよ。

日曜の騎乗一覧と評価

レース条件馬名評価
函館1R芝1200mグラスミラーB
函館2Rダ1700mシャンデルA
函館3Rダ1000mプラウドウィッチB
函館4R芝1800mバロックダンスA
函館5R芝1200mクールベイビーA
函館6Rダ1700mオボッチャマA
函館7R芝2600mイージーオンミーB
函館8Rダ1700mグラシアスB
函館9R芝2000mコスモフロイデB
函館10R芝1200mリトスB
函館11Rダ1700mアオイクレアトールC
函館12R芝1200mシロンA


このコラムが始まったのは2年前の宝塚記念からだったね。つまり、今週からは3年目ということになる。

こうやって続けてこられたのも注目してくれる人たち、評価してくれる人たちがあってこそ。今後も私の立場、経験ならではの話ができたらと思っているので、お楽しみ頂ければ幸いです。

2年前、最初に取り上げたのが坂井瑠星騎手。ちょうど宝塚記念でもユニコーンライオンで2着に逃げ粘ってくれた。当時はまだG1も勝っていなかったけど、今やトップジョッキーの一人と言っていい立場になった。2年間でよく成長したよ。

今年の宝塚記念にも坂井瑠星騎手はユニコーンライオンとともに参戦するが、2年前とはメンバーが違うし、今年は馬券には入れにくいかな。

私の本命は素直にイクイノックス。よほどの不利や特殊な展開にならない限りは力通りに勝ってしまうんじゃないかな。

ドバイでの前走は逃げ切り勝ち。これには驚いたね。前半はディープインパクトの二の舞(凱旋門賞で早め先頭に立たされて3位入線)になるんじゃないかとヒヤヒヤしたが、終わってみれば完勝だった。どんな競馬になっても崩れないというのはすごいことだよ。

今回は栗東滞在も話題になっているけど、私が現役の時は地元以外で走る時に直前輸送ということ自体が考えられなかったからね。今とは交通も馬運車の設備も違ったし、関西に運んだら1週間は向こうで調整しないとレースに使える状態にはならなかったよ。

2着候補はヴェラアズール、ジャスティンパレス、ディープボンド、ジェラルディーナ。この中だとヴェラアズールはジャパンカップを勝っているのに人気を落としている。松山に戻る今回は頑張って欲しいね。

そして、あっても2~3着までだと思うけど、穴ならプラダリアとドゥラエレーデ。プラダリアは大崩れがないし、こういう条件は得意そうだからね。ドゥラエレーデも斤量差を活かして前に行くようなら不気味だ。

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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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