共同通信杯(東京・芝1800m)といえば、古くからクラシックの登竜門として名高いレース。
近年は出走頭数が10頭前後。今年も10頭立てと出走は決して多くありませんが、ジョッキーを見るとリーディング上位がズラリ。見ごたえある一戦となりそうですね。
注目度の高いレースではあるのですが、過去10年で1番人気が(1-3-2-4/10)と、わずか1勝。2番人気に至っては(1-0-3-6/10)と、勝ち切れておらず、馬券的にも楽しみな一戦です。
そんな波乱含みの一戦で注目したいのが、
ディマイザキッドです。
前走がデビュー3戦目での初勝利。昨年12月17日のデビューから、わずか2カ月で4戦目という強行軍も、ここまで2→2→1着と連対を外しておらず、3戦いずれもメンバー最速の上がりをマークしているのは、何とも不気味。
調教解析班からも「デキ落ちは感じられない」とのお墨付きが出ています。
更に、鞍上が先週の東京新聞杯で7番人気のサクラトゥジュールを勝利に導いたR.キング騎手。
先週の当欄『【東京新聞杯】ブチ抜くならココ!?乗れてきた鞍上が反撃に出る』でも触れたように、日本の競馬にもすっかり慣れてきました。
G1好走馬には一目置かねばなりませんが、デキの良さで押さえておきたい1頭です!