NHKマイルカップ当欄(【NHKマイルC】素質はここでも互角!意外性たっぷりの穴馬を狙い撃ち)でピックアップした12番人気3着チェルビアットに続き、先週のヴィクトリアマイル(【ヴィクトリアM】大波乱はまだ続く!盲点となった実力馬が牙を剥く)でピックアップしたアリスヴェリテ、めちゃくちゃ惜しかったですねぇ。
直線の長い東京競馬場でのG1。しかも15番人気という超人気薄。4コーナーを回ってからも5馬身ほどのリードがあり、そのリードがなかなか詰まらず、ゴールまであと100m…。最終的に5着となりましたが、まさに盲点となっていた実力馬といったレースぶりでした。この2週、確実に波が来ているので、今週もご注目ください。
ここでは土曜日の重賞・
平安ステークス(京都・ダ1900m)の穴馬をピックアップ。狙ってみたいのは、
ライオットガールです。
メンバー唯一の牝馬、いわゆる紅一点となりますが、3歳時にはレース史上2頭目となる牝馬によるレパードステークス制覇を達成。その後も交流重賞のクイーン賞、兵庫女王盃を勝ち、レパードステークス以降の10戦で掲示板を外したのは6着が1度あったのみ。
4着3回、5着2回と詰めの甘さはあるものの、渋太いレースを続けています。
今回は先に触れたレパードステークス以来となる牡馬相手の一戦も、重賞実績はメイショウハリオに次ぐものと言えますし、斤量は前走から1キロ減。もうひと踏ん張りが利くシチュエーションではあります。
鞍上はデビュー2年目で4月のチャーチルダウンズカップをランスオブカオスで勝って重賞初制覇。5月に入ってカナルビーグルでユニコーンステークスを勝ち、ブレイク中の若武者・吉村誠之助騎手。何とも不気味な雰囲気が漂います。
過去31回を数える名物ダート重賞ながら、牝馬の勝利は未だゼロ。歴史に名を刻む激走に注目です!