完全攻略ファイル No.1

【オールカマー】単複回収値300%超え!人気馬の影に隠れた激アツ穴馬



9月13日(水)に東西トレーニングセンターで、調教師試験の第1次試験が行われた。その中には2021年から3年続けての受験となるベテラン・田中勝春騎手の姿があった。

田中勝騎手は2022年に6番人気エヒトで七夕賞を制覇。その後は同馬の主戦ジョッキーとしてチャレンジCを8番人気で3着、オールカマー(中山・芝2200m)と同舞台になるアメリカJCCを5番人気で3着に導いている。

さすがにサウジアラビアに遠征した3走前は騎乗できなかったものの、2走前の七夕賞でコンビ復活。連覇を目指したが痛恨の出遅れにより8着に敗れた。

前置きが長くなったが、ここからが本題。田中勝騎手は調教師試験に注力するため8月から騎乗を見送り。試験が終了した先週の3日間開催で復帰も、約1ヶ月半に渡りレースで乗っていなかったのをご存知だろうか?

従って川田騎手に乗り替わり勝った小倉記念も、表向きは受験勉強のため断腸の思いでお断り……となっているのだが、オールカマーでエヒトは田中勝騎手ではなく、今回が初コンビとなる菅原明騎手が騎乗する。

いまいち腑に落ちない騎手起用の舞台裏を、ジョッキー事情に精通する関西の情報通記者は「競馬は結果が全ての世界やからね~」と前置きしつつ、

「七夕賞のレース後にカツハルは『(ゲートで)失敗した』と語っていたとおり、あれは騎手のヘグリでカツハルはクビ。調教師試験で騎乗自重とかの以前に、恐らく声すらかかってないと違うか?」とのこと。

事実、川田に乗り替わった小倉記念では久々を使われた上積みもあったとはいえ、スタートを決めて道中4番手を追走。競馬のお手本のような好騎乗で重賞2勝目を挙げた。

「あのレースを見たら厩舎サイドとしても七夕賞の結果は納得せんやろ。もう少し上手くって4着以内に入っていればサマー2000シリーズに優勝するチャンスはあったし、それなら森厩舎の馬で結果を出しまくっとる菅原明って話になったと違うか?」

若手売り出し中の菅原明は森厩舎の管理馬で好騎乗を連発。今年のオーシャンSで15番人気の爆穴馬ディヴィナシオンを2着に持ってきたのを皮切りに騎乗数が増え始め、2023年は合計12回騎乗して[3-1-2-6]勝率25%、連対率33.3%、複勝率50%と驚異的な成績。しかも単勝・複勝回収値はどちらも300%超えだ。

前走で重賞を勝っているにも関わらず、豪華メンバーが揃ったオールカマーでエヒトは人気薄が濃厚。たった1度の騎乗ミスで有力馬を失った田中勝騎手に同情しつつも、実力で信頼を勝ち取った菅原明騎手の手綱捌きに穴の一票を投じてみたい。


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