完全攻略ファイル No.1

【ローズS】近年の穴トレンドに乗って…。秋華賞の切符を奪取だ!



ローズステークス(阪神・芝1800m)は秋華賞の重要なトライアル。

ですが、近年は勝ち馬が本番の秋華賞で好走する機会が少なくなり、その傾向は1週前の紫苑Sが重賞へと格上げされてから目立つようになっています。

過去10年、1番人気馬は4勝と格好はつけているものの、本番の秋華賞では出走を断念した16年のシンハライトを除く3頭はいずれも着外。

また、春のクラシック好走馬が秋華賞に直行するパターンが増えたこともあり、出走馬のレベルがダウン。それによって穴馬の台頭が増えているのです。

少し前置きが長くなりましたが、過去10年、6番人気以下の穴馬が1頭は必ず馬券に絡んでいるローズステークスは、思い切った穴馬を狙えるレース。そこで今年狙ってみたいのは、アリスヴェリテです。

勝鞍は昨年7月の新馬勝ちのみの1勝馬。クラスの面では明らかに格下ではあるのですが、歩んできた道のりは決してバカにはできません。

ここまで11戦のキャリアで馬券圏内を外したのはわずか3度。そのうち2度は4着で、唯一掲示板を外したチューリップ賞も8着ながら勝ち馬からはわずか0.3秒差。デビュー2戦目の野路菊ステークスでは、札幌記念で2着となったトップナイフに先着する2着。

続くアルテミスステークスでは、勝ったラヴェルとコンマ1秒差。この春に2冠を達成したリバティアイランドに同タイムのクビ差3着と、どんな距離、コースでも相手なりに渋太い走りを見せています。

20年14番人気2着のムジカは、ローズステークスまでの成績が(1-3-3-2/9)、同年11番人気3着オーマイダーリンは(2-3-2-3/10)で、4番人気ではありましたが、21年の勝ち馬アンドヴァラナウトも(2-3-0-0/5)。前走で1勝クラスを勝ったばかりだった馬で、下級条件でもなかなか勝てない馬。そうした馬が好走を見せるのが、近年のローズステークスのトレンドとなりつつあります。

今年はオープン特別時代の紫苑ステークスを思わせるほどの低調なメンバー構成。十分狙える1頭です!


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